<この体験記を書いた人>
ペンネーム:梅の実
性別:女
年齢:48
プロフィール:夫と二人暮らし共働き。転職経験ありで雇用形態も様々だったので、色々なところで色々な人間関係をみてきました。
私が去年まで勤めていたパート先はいわゆるコールセンター、電話を受けるお仕事でした。
50人ほど在籍していたのですが、うち9割が女性で年齢層は幅広く、20代、30代もいるけれど、40代と私と同じく50歳前後の人が多かったです。
正社員非正社員と分け隔てなく、風通しの良い職場だったと思います。
そしてその部署には、年齢は20代半ばと若いけれど、仕事はバッチリ、いつも笑顔で明るくみんなをまとめているリーダーの女性がいました。
みんな頼りにしている存在だったのですが、1人だけ、私と同じほぼ50歳の同僚女性だけはそのリーダーさんが気に入らない様子でした。
なにかにつけて「若いくせに人生の先輩である自分に敬意を表さない」とかよく愚痴って、私も周りも呆れていました。
コールセンターでは何十人もが電話応対をしていて、なにかあったときに頼るのがリーダーさんです。
頼るときには挙手をしてリーダーさんにきてもらい、相談したい内容を簡潔にぱっと伝え、アドバイスをもらう必要があります。
その同僚がリーダーさんに相談したときの様子をちょうど見ていたんですが、リーダーさんの話し方は他の人に対するのと同じだし、ぱっと的確なアドバイスをして終わり。
特に愚痴ることないのに......と思っていました。
ですがその日の昼休み、その同僚やみんなでランチをしていたときのこと。
「今日のリーダーの態度、なにあれ」
「なにか言われたの? ちょうど見てたけど」
「電話対応している途中でわからなくなったことがあったので聞いたんだけど、あーこれはこうなんですけど間違えてしまったんですね。次に担当する部署が困るので気をつけてくださいね、って言われた」
「?(それがどうかしたの?)」
同僚は、間違えたことを指摘されて気をつけてくださいねと言われるときには、もっとなにか色々と丁寧な敬語で遠回しに優しく(?)言って欲しかったみたいです。
ですが職場ではのんびり話をしている暇はなく、そもそもお客様を待たせてはいけないので、それは仕方ないんじゃないのとその場にいた全員が感じたと思うのですが......。
「だいたい若いくせに」と必ず最後にこのセリフがついてくる同僚の愚痴。
私は、実績が認められれば若くてもリーダーになるのは当然と思っています。
愚痴る同僚は年功序列の会社で長年正社員として働き、部下もいた過去があるからか若いからというだけで、基本全否定なのです。
若いから、から始まり結局その人のやることすべてが気に入らなくなるみたいです。
年功序列は、頑張っても頑張らなくても差が出ませんので、働く人のスキルアップへの意識が低下すると思うので、私はどうなの? と思っています。
またこのご時世、上司が自分より年下というのは私の経験上よくあることなのですが、年齢だけで愚痴り続けるのってどうなんでしょう?
私がその会社を辞めたのち、その同僚は辞めて新しいパート先をみつけたとのこと。
もし、新しいパート先の上司が自分より年上でもし仕事があまりできない人だったら、どう思うんだろう......そう考えてしまいました。
みなさんは、上司が自分より年下というだけで働きづらいですか?
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