<この体験記を書いた人>
ペンネーム:みぃや
性別:女
年齢:47
プロフィール:44歳の時に出会った主張の強い知人。現在は転職し、会うことはありませんが、家が近いのでちょっと不安。
その知人(Aさん)とはある仕事場で出会いました。
仕事自体はまめで、そこそこできるタイプだったので、仕事で関わる分には害はありませんでした。
ですが...私が44歳の時のことです。
Aさんが「仲間同士でつるみましょう」と、私ともう一人の女友達と、仕事で絡みがある男性一人(Bさん)の合計4人で「☆☆の会」を作ろうと言い出しました。
そして月に1、2回飲み会をするようになったのです。
しかし、Aさんはやたらと酒癖が悪く、酒の席では何か困り事を話そうものなら、「オレがなんとかしますよ、任せておいてください」と頼みもしないのに言い出します。
例えば、私の娘がたまたま同席して、みんなで食事ありの飲み会をしていた際のことです。
娘は声優を目指しているんだよという話をしただけで、「任せてください、オレがなんとかします」と言ったかと思うと、突然何処かに電話をかけ始め、あげく「枕営業するしかないみたいすっね」と、娘の前で言ってのけました。
万事がそんな調子のため、Aさんに物を頼む、なんてことはしませんでした。
しかし、私の引っ越しの際にどうしても人手が足りず、アルバイト料をはずんで交通費も出して手伝いに来てもらったことがあります。
高めのアルバイト料分はキッチリ働いてくれてありがたかったのですが、その後が厄介でした。
「あの時オレが手伝ってやったから引っ越しができたんだ、じゃなきゃ今でも片付かないまま放置だよ放置」
「オレは嫌だったんだけど、頼まれてしまったから」
などなどアルバイト料をもらったことは伏せて、いかにもただのボランティアでやってやったんだというように周囲に話していた、というのです。
しかも「☆☆の会」だけでは収まらず、行きつけのスナックのママなど、多少関わりのある人みんなに同じような態度をとっていたと聞いて、あきれるしかありませんでした。
また、もう一人の女友達は、自宅での飲み会にAさんも参加したい、と頼み込まれたので呼んだところ、飲み物やつまみを持ってこず、全くの手ぶらで現れて驚いたそうです。
見兼ねてお金を渡して飲み物やつまみをコンビニで買ってくるように言うと、自分の分だけ買ってきて、お釣りはポッケに入れたまま知らんふり。
まあ、お金に余裕のない時もあるだろうしと、とりあえずあるもので飲んでいたそうですが、帰りに「出たゴミはゴミ捨て場に捨てて帰って」と頼んだそうです。
しかしAさんは「オレはそんなんじゃないっすから」と訳のわからない言い訳をして、ゴミを捨てずに置いて帰ったそうです......。
さらに...もう一人の男性メンバーBさんも被害に。
Bさんは、土曜日にAさんに誘われ、飲み物やつまみを持ってAさんの家に遊びに行っていたらしいのです。
でもAさん、陰では「実はBさんが毎週土曜日になるとうちにやってきて、オレ、迷惑してるんだよね」とコソコソ言っている、というんです。
誘ったのは自分なのに...とあきれました。
酒を飲まなきゃ借りてきた猫のようにおとなしいのに、飲むと豹変するAさんに辟易して、今では「☆☆の会」も集まらなくなりました。
本当に酒癖って人間関係を壊しますね。
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