いつまでも父の手をさする母...認知症の父を施設に送り届けた、忘れられない光景/ゆるゆらり

介護福祉士をしながら、漫画で、実父の介護の日々、介護職のあれこれを綴っています、ゆるゆらりです。

前回の記事:「デイサービス」を離れ、アラ還で「訪問介護」の世界へ! その違いと共通点って⁉

父の介護生活が始まって、五年たったころ‥

母と二人で暮らす「老老介護」の日々に限界が近づいて来ていました。

いつまでも父の手をさする母...認知症の父を施設に送り届けた、忘れられない光景/ゆるゆらり 老々介護の限界1 (1).jpgいつまでも父の手をさする母...認知症の父を施設に送り届けた、忘れられない光景/ゆるゆらり 老老介護の限界2 (1).jpg

六十年、二人で手を携えて生きて来た二人。

最後まで、二人は一緒にいて欲しかった‥それは、偽らざる私たち姉妹の気持ちでしたが、

母の人生は父がいなくなっても、続くのです。

介護で燃え尽きてはならないと。

その判断は正しかったと今でも思っています。

ただ、母が父の手をさすり続けていた時、父も全てを理解したように穏やかな表情で‥

あの、たとえようもなく、きれいで哀しいシーンは、未だに鮮やかに脳裏に浮かびます。

【次のエピソード】「人生迷ったら面白そうな方へ進め」父の言葉を背中を押され、アラ還で...!/ゆるゆらり

最初から読む:アラフィフ専業主婦が姑&小姑の態度に一念発起!ヘルパーおかん誕生

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健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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ゆるゆらり

ブログ「ヘルパーおかん。アラフィフ専業主婦からのハローワーク」主宰。ダンナ、息子、娘、そして姑と同居する、資格なし・特技なしのアラフィフの専業主婦が、独り立ちを目論みヘルパーに! 現在、ヘルパーおかんとして奮闘中! 著書にコミックエッセイ『アラフィフでヘルパーはじめました』がある。

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