90代義母が暮らす介護施設で目に付く「ちょっと乱暴な職員さん」。夫が解決に乗り出した結果は...⁉

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:さくら
性別:女
年齢:52
プロフィール:義母が入所している介護施設。少々乱暴な振る舞いの職員さんが気になっていたら、ある日夫が解決してくれました。

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90代の義母は介護施設で生活しています。

そこで介護士さんの気になる行動を目撃しました。

例えば、入所者さんの口に食べ物を押し込む、お風呂に入れてあげない、シーツ交換の時にぶつぶつ文句を言いながら作業をするなど...。

どれをとっても嫌な気持ちになることばかりです。

幸いなことに、その介護士さんは義母の担当ではないので、我が家的に実害はないのですが、知ってしまった以上、放置できません。

とはいえ、ヘタに動くとその矛先が義母に向かう可能性だってなくはない。

「う~ん、どうしたものか......」

悩んだ挙句一旦は撤収。夫に相談することに。

実は我が夫、これまでいろんなトラブルを解消してくれているとっても頼れる存在なのです。

早速事情を話してみたところ、「分かった。俺に任せて」と予想通りのリアクション。

「まずは事実確認から始めよう」となりました。

ということで、週末を待って介護施設に向かい、その介護士さんを暫くモニタリング。

すると、すぐに問題行動に出くわしました。

それは食事の介助中の出来事。

入所者さんが咳き込んだタイミングで食事をさっさと取り上げて強制終了してしまったのです。

まだ食事が始まったばかりだというのに。

取り上げられた入所者さんは何も言えずにあきらめの様子で、悲しそうにうなだれていました。

それを見た夫はすぐさまそこに向かい直接対決となりました。

夫:介護士さん、ちょっといいカナ?

介護士さん:なんですか?
夫:あのご婦人、食事終わってないよね。
介護士さん:......急いでいたので......。
夫:それで取り上げるの? まだ食べてるのに?
介護士さん:......いや、それは......。
夫:いつもこうなの?
介護士さん:............。
夫:介護の仕事は凄く大変なのでしょう。それはきっと経験した人にしか分からないのだと思います。ですが、だからと言って今あなたがやったことが間違っていることは私にも分かります。どうですか?
介護士さん:......スミマセン......。
夫:ところで、ここにはあまりお見舞いの人が来ないみたいですよね。となると、介護士さんのストレスも大きくなるのかもしれませんね。
介護士さん:はい?
夫:私は毎週必ずここに来ます。もし、その時何か私に話したいことがあればお聞きしますよ。あなたのストレス発散に役立てれます? オレ。
介護士さん:え???
夫:母はこちらでホントにお世話になっていて、そのことにはいつも感謝しています。自分にはできないことをしていただいているわけですから。その分、私にできることがあればやろうかなと。もっとも、私にできるのはお話しすることくらいですが。
介護士さん:お気持ちだけも嬉しいです。
夫:そうそう、食事を続けさせてあげてください。
介護士さん:あ! はい。ホントにすみませんでした!

こうして、このトラブルはスカッと解決することができました。

これは、きっとだれしもが心に持っている、ダークな心のスキマが生んだトラブルなのカナと想像するのです。

もし、周囲がそれに気づいたならば、そこから逃げず直接触れ合うことで解決できることもあるのだと実感しました。

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健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
記事に使用している画像はイメージです。
 

コメント一覧

私の父が入院していた療養型病院にもいました。 シーツの交換時に布団を向いの患者のベッドに放り投げる→患者さん寝ているんですよ!その上に放り投げる。 父が顔を拭いたタオルを汚いものをつまむように受け取る。 おむつ交換後、使用済みのパッドをベッド内に置きっぱなし。 見舞客を睨む・・・上げたらきりがありません。 苦情を言うとさらに意地悪をされるし、こちらはお世話になっているので何も言えなくなってしまいました。 患者の家族間では意地悪で有名な方でした。 看護師さんたちも見て見ぬふりでした。 イライラするのはわかりますが、これが医療に携わる方のすることかと思っていました。 親切な方もいらしたんですけどね・・・
親に聞いた話です。 「うちの施設は介護が下手なの?または職員に対するいやがらせ?」と思うほど、介護施設スタッフの扱いが雑だったそうです。「」は親を施設に入所させている スタッフのつぶやきです。 私の母方の祖母も同じ施設におりました。なぜか、介護スタッフの定着率が悪くて(ナースはやめないのに)。 同じ町の違う施設にいた父方の祖母は手厚い介護を受けておりました。何が違うの?と母は腑に落ちなかったようです。
介護の仕事をしております。こういう問題は施設内で解決しなければならないのにお恥ずかしい限りです。 大変だから、辛いから、だから利用者の方に辛い思いをさせていいなんて理屈はないのです。 そう思うのなら向いていないのだから辞めるべき。 自分の親がされたらどう思うか、を基準に介護をしています。 人手が足りなくて、介護が好きでない人も気軽に介護職につける時代。もっと安心して利用出来る質の向上を国ぐるみで作っていく必要があると思います。
感謝さんから匿名さんへの返信 | 2020.02.02
本当に、仰る通りだと思います。 しかし、利用者の満足度を高めるためには、 スタッフの満足度を高めることが優先です。 困った時には助け合える仲間がいる、頼れる上司がいる… 信頼して働ける職場でなければ、 優れたホスピタリティは生まれません。 このような職場づくりをしている経営者、管理者が本当に少なく、各々の意識改革が必要と考えます。 長くなりましたが、最後に、 匿名さんの責任感溢れるご意見を拝読し、 誇りをもって、介護に従事していることを感じ、敬服いたしました。 匿名さんのような優れたホスピタリティが、高齢化社会の日本を支えて下さっていることに、心から感謝いたします。
お母様は90代 それは出来ないよ、ダメだよ、やめてね、をはっきり大きな声で口に出しましょう。そしてその場を離れて少し放置しましょう。外に出ましょう。根比べですよ!

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