この体験記を書いた人
ペンネーム:ナンシー
性別:女
年齢:47
プロフィール:自己中心的で、気の短い夫と暮らす47歳です。日ごろから短気な夫の先日の出来事に改めてがっかりしております。
コロナによる自粛前のある日、主人と娘が公園でバトミントンをしていた時のことです。
子供の世話なんかしない夫なのですが、その日は体を動かしたかったようで、私と娘が公園に行くのについてきました。
夫が子供と遊んでくれるなんて珍しいので、その間私は運動のためにウォーキングに行きました。
広い公園なので30分くらいして帰ってくると不穏な空気。
「なんか、へんなおっさんにいちゃもんつけられたから面白くないから帰る」
夫はそう言い、娘もなんだかしょんぼりしています。
話を聞くと、私がウォーキングをしている間、二人で夢中になってバトミントンをやっていたようなのですが、その場所が歩道とまではいきませんが、人が歩くように舗装された場所にかぶっていたよう。
そして自転車で通ったおじさんに「おいっ!邪魔だろ。道でやるんじゃねー」と怒鳴られたのです。
「おい、待てよ! なんだよ!! 言い方ってもんがあるんだろう」
最初はびっくりして口をあんぐりしていたらしいのですが、おじさんが通り過ぎようとすると、すかさず夫が食ってかかったらしいのです。
確かに舗装してある所とはいえ、公園の一部となっているのでそこまで怒鳴られるほどの歩道ではないと思います。
しかし、こういうときはとりあえず謝り、そんな人とはなるべくと関わらないようにするのが普通だと、私は思います。
ただ、短気な夫はまず怒鳴られたことが面白くなかったらしく、怒鳴り返してしまったのです。
そのおじさんが娘のほうを見たので、娘は周りの人も見ているし恥ずかしくて「すみませんでした」と謝ったのですが......。
それがまた短気な夫を怒らせてしまいました。
「なんで謝るんだ。最初から喧嘩口調でどけと言ってくるこのおじさんが悪いから謝らなくていい」
今度は娘にも怒り始めたのです。
夫とそのおじさんはちょっと言い合いになったようですが、最後はそのおじさんが小さい声ですみませんと言って去っていったそうです。
自転車に乗りながら悪態はついていたようですが......。
帰りの車の中でも怒りは冷めやらず、自分がいかにまっとうなことを言っているか私に説明していました。
「普通に言ってくれれば、こんなことにならなかった」と。
そんなおじさん世の中にゴロゴロいるんだから、「すみません」と言って終わりにすればいいものを......と諭しましたが、全く聞く耳持たず。
百歩譲っておじさんに怒るのはいいんです。
しかし、謝った娘にまでキレた夫にうんざりな気分でした。
そのあと夫だけ家において、娘と二人で買い物に出かけ、アイスクリームを買って帰ったら...すっかりご機嫌に。
本当、疲れる夫です。
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