<この体験記を書いた人>
ペンネーム:ろん
性別:女
年齢:45
プロフィール:自営業手伝い。
5歳年上の夫が細かいというか、セコくてモヤモヤしています。
夫は一見おおらかというか小さな事にはこだわらないような顔をしていますが、友達の職人さんにも値切るなど、昔からセコいところがあるとは思っていました。
でも、自分の身には降りかかってこなかったので、あまり気にしていなかったんです。
...しかし、そうは言っていられなくなりました。
事の発端は去年のこと。
私たちは義両親から商売を引き継ぎました。
商売の拠点は私達が家を建てた時にこちらに移しましたが、義両親は我が家近くにある元いた場所に残り、二人で暮らしています。
夫は高校を卒業してから、義両親の商売を手伝ってきました。
私は嫁いだ当時は別の仕事に就いていたのですが、子供が出来たのを機に手伝うようになりました。
もとは義祖父母が始めた商売ですが、地域の人とのかかわりも増えて、夫は生まれ育った土地での仕事にやりがいを感じているようです。
私は別の地域の人間ですが、子供の行事などを通じてお付き合いが広がり、今では楽しく仕事をしています。
そんな私達は、義両親の商売を引き継げることになり張り切っていました。
「継いだ」ということを触れ回ったわけではありませんが、人づてにその事が伝わり始めると、いろいろとご挨拶の品を頂くように。
中にはビールなど、私が好きなお酒類もありました。
義父母にも報告がてらおすそ分けを持って行きましたが、「あなた達がいただいたのだから、残りは遠慮なくいただきなさい」と言ってくれました。
気遣いに感謝しながら、私は言葉通り「私達」でいただこうと喜んでいました。
ところが...驚いたことに夫は独り占めするのです。
それも、数まで徹底的に管理して。
食品については、自分も一緒に食べるからか、全く文句は言いません。
自分が食べないお菓子も気にしていないようです。
ですが、お酒に関しては違います。
先日、夫が数を数えているとは知らず、お風呂上りにビールを飲んでしまいました。
すると翌日、夫に「ビール飲んだの?」と咎める様な顔をして聞かれました。
「飲んだけど......」
「2本も飲んだの? 俺がいなかったのに? 俺がもらったんだよ」
嫌味にちょっと驚きながらも、むっとした私は言い返します。
「2本飲んだって、なんで分かるの?」
「数えてるから知ってるの」
自慢げに言われ唖然としました。
どの銘柄が何箱あり開けた箱には何本残っているか、日々数えているそうです。
これから飲むときは夫に言ってから飲む事になりましたが、悔しくて「飲むもんか!」と言いたくなりました。
数えている事もセコイと思います。
ですがそれ以上に、私もずっと商売を手伝ってきているのに、いちいち飲むときに夫の許可がいるの? とモヤモヤしています。
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