私が買うまで終わらないの...⁉ スイッチが入ると「押しつけ」の域に入る74歳「世話好きの義母」

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:ゆっちん
性別:女
年齢:48
プロフィール:結婚して20年。48歳の会社役員です。

私が買うまで終わらないの...⁉ スイッチが入ると「押しつけ」の域に入る74歳「世話好きの義母」 31.jpg

近所に住んでいる74歳の義母は、明るくて優しい人です。

庭先に仔猫が捨てられていれば保護して里親探しをするし、一人暮らしの友達が突然入院すれば、家の事を引き受けたりします。

そんな義母はご近所さんに友達が多く、しょっちゅう誰かの家に集まってはおしゃべりを楽しんでいます。

そして、そこで仕入れた情報を話してくれ、自分で試して気に入った物を私にも紹介してくれます。

内容は、ご近所さんがどうしたこうしたという噂から、美味しいお店やスーパーの特売情報まで多岐に渡ります。

普段、勤めに出ていてママ友ともあまり接する機会がない私には、色々と情報を仕入れられるのは有難いことで、いつも喜んで聞かせてもらっています。

でも、この頃ではしつこいと言うか、押しが強くて返答に困ることもあるのです。

先日も、義母が最近気に入って使っている化粧品のお試し申し込みのチラシを持って、家に遊びに来ました。

「これはマズい」と不安を感じながらも、サラっと流しておこうと思いましたが...無理でした。

ネット通販のみの販売になっている商品で、会社の名前は私も知っていました。

義母がお勧めする理由は、自然由来の成分を使っていて肌に優しく、価格もお手頃でいろいろな商品を展開しているから。

義母も友達から勧められて使い始めたそうです。

確かに良さそうなのですが、私は今使っている化粧品にそれほど不満は持っておらず、他の商品に変える気持ちはありません。

適度に聞き流しておけば、義母が一通り話して「よかったら試してみてね」で、終わると思っていたのです。

ところが、そうはいきませんでした。

何度も同じことを繰り返して話していましたが、とうとう「ペン、ないの?」と聞かれてしまいました。

申込用紙を書けってことですね。

お付き合いだと思って諦め、用紙に記入しました。

やっと安心したのか、義母はようやく違う話題を始めましたが、私は何だかスッキリしません。

他にも、スーパーに一緒に買い物に行った時も、美味しいと勧められたお惣菜をカゴに入れるまで、売り場から離れようとしませんでした。

嫌いな食材が入っているわけでもないので、カゴにいれましたが、この時も同じように何だかスッキリしませんでした。

根が優しい義母だけに、本当に親切な気持ちで勧めているのだと思います。

でも、スイッチが入った時の義母の押しの強さは、お勧めを超えている気がします。

義母を傷つけたくはありませんが、無理強いされているみたいでモヤモヤしています。

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