「一緒のお墓に入ろうね~♪」2歳の長男に語り掛ける義両親の姿にゾッとします...

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:あずさ
性別:女
年齢:35
プロフィール:主人と子供、主人の両親と同居中です。ママ友とダイエット部を発足して、みんなで楽しくダイエットを始めました。

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年上の主人との結婚を機に義両親と同居を始めました。

義両親は東北生まれで昔ながらの人といいますか......。

ことあるごとに「孫の顔を見せてね」と言われプレッシャーでした。

ありがたいことにすぐに妊娠したのですが、今度は「男の子だよね?」と何度も言われました。

一人目と二人目の性別が女の子だと報告したときは明らかにガッカリされました。

そして三人目、義両親待望の男の子を出産しました。

義両親の喜びようは凄まじく、近所にも「やっと男の子が生まれた」と自慢して歩いたそうです。

喜んでくれたのはありがたいのですが、「跡取りができた」だの「この子は墓守だ」と毎日のようにいう義両親。

主人と私の意見も聞かず、ましてやまだ何もわからない息子に対して「この家を継ぐんだよ」「あんたは墓守だ」と事あるごとに話しかける姿に、モヤモヤしています。

主人も私もまだ実感がわかないというのもありますが、息子の将来に対して何か言うつもりはありません。

家(苗字)を継いで欲しいという気持ちもないので、義両親の決めつけているような言い方がイヤやなのです。

しかも「墓守」なんて言っていますが、うちにはまだお墓がありません。

場所は購入済みですが、まだ建ててもいないお墓の話をして、息子に「一緒のお墓に入ろうね」なんて言っているのにはゾッとしました。

主人の家は特に受け継ぐような仕事をしているわけでも、苗字を残さなくてはいけないような家系でもありません。

家系が絶たれることは、昔の人からすると嫌なんでしょうか。

親戚やご近所さんが来て、子供たちを紹介する時にも息子を「うちの跡継ぎ」と言います。

最近では上の娘たちには「どうせあんたたちは外に出る子たちだから」と息子と態度を変えるのも納得がいきません。

娘たちも弟だけを可愛がっていることに気づいて、義両親とわざわざ遊ぶということもなくなってきてしまっています。

さすがに娘たちがかわいそうだと思い、主人と一緒に「同じ孫なのに贔屓するようなことはやめて欲しい」と言いました。

すると、本人たちはそんなつもりはなかった、男の子が生まれて浮かれてしまったとのこと。

それからは意識して娘たちには優しくしているように感じています。

幸い娘たちの気持ちは落ち着いたようですが、やはりまだ義両親の跡継ぎフィーバーは止まりません。

相変わらず「お墓をよろしくね」など、まだ何もわかっていない2歳の息子に言い聞かせています。

本当にうんざりです。

ですが、実はまだ義両親に言っていないことがあります。

主人は自然が大好きなので樹木葬を、私は海が好きなので海に散骨を希望しているのです。

私達は義両親と同じお墓に入るつもりはありません。

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