<この体験記を書いた人>
ペンネーム:きりん
性別:女
年齢:61
プロフィール:まだまだ女性らしさを忘れていない美魔女(自称)の61歳です。生涯現役の乙女です。
先日の事で未だに心がモヤモヤしているので、ちょっとだけお話をさせてください。
それは私の友人、物忘れの激しい子についてのことなのですが......。
彼女は私より年下の59歳ですが、すごく抜けたところがあり、結構な頻度で振り回されてしまっています。
例えば少し前もランチに行く約束をしていたのに、行く日をすっかり忘れてしまって待ちぼうけさせられたり、そうかと思えば朝にくれたのと同じ内容のLINEを夜にも送ってきたりします。
「朝にも同じこと聞いたよ、送信履歴見てみて」
「うっかりしてたわ」
そう明るく返してくる子なんです。
その悪びれない感じが彼女の魅力でもあり、とても憎めない得な性格をしているのでお付き合いが続いています。
私も予定がおかしくなったりすることもありますが、彼女の明るいキャラクターを好きな事もあり、笑って許していました。
しかし...笑って許せない事件がおこってしまったのです。
実は私には5年間勤めていた職場があったのですが、そこが体力的に厳しくなり、そのことを彼女に相談したのが事のはじまりです。
彼女は心配をしてくれて、自分の働いている介護施設での仕事を紹介してくれると言ってくれました。
丁度、人手も足りていなかったそうです。
もちろん、仕事を紹介してもらえること自体はとてもありがたいことでした。
私をモヤモヤとさせた事件は面接の日におこりました。
彼女は「面接の日程を施設長さんと相談してまた連絡をするね」といっていたので連絡を待っていたのですが、なかなか彼女からの連絡はありませんでした。
そうしたら急に友人から連絡が入り、電話に出ると...
「今どの辺り? 施設長が待ってるよ」
そう突然言われたのです。
私の頭の上には「はてなマーク」。
事態が呑み込めず、もう少し話を聞いていくうちに...「今日が面接の日だ」と言われたのです。
何も聞いていなかった私は、本当に驚きました。
彼女は面接の日を私に伝えたと思い込み、勘違いしていたようでした。
私は彼女に連絡をもらっていなかったことを伝えました。
しかし彼女は「ちゃんと言ってたと思うけど、今から来れない?」と聞いてきました。
結局、私は慌てて面接に行く羽目になりました。
面接を受けて、施設長さんにも面接日が伝わってなかったことを理解してもらえたので、無事に採用してもらうことができて働けることになりました。
結果として事なきを得たわけですが、やっぱりこの事件のことはさすがにモヤモヤしてしまいます。
そしてこれから彼女と同僚として仕事をしていくのが正直不安です。
遊びだけの友人なら抜けているところも笑っておしまいにできるけれど、仕事だとまた話は別ですよね。
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