<この体験記を書いた人>
ペンネーム:あんまん
性別:女
年齢:46
プロフィール:珈琲が大好きです。朝昼晩と飲んでしまいます。飲みすぎでしょうか......
私は「塵も積もれば山となる」、いわゆる「ちりつも」を信じて、日々節約に励んでいます。
1000円以下の服を買ったり、鶏むね肉を買ったり、格安スマホに替えてみたり、電力会社を変えてみたりと、自分なりに頑張っているつもりです。
一方、そんな私の夫はちょっとだけ金遣いが荒いんです。
家事も子どもの相手もしてくれて、私にはもったいないぐらいの旦那様なのですが、そこだけが引っかかってモヤモヤしています。
日々のことで言うと、タバコは一日半箱吸い、発泡酒を一日に2本飲みます。
洗車はガソリンスタンドで一番いいメニュー、飲み会の帰りはバスがあるのにタクシー、スーパーではプライベートブランドは買わない、DVDの新作レンタルなどです。
旅行や少し遠くへお出かけしたときなどは大変です。
夫は子どもに「せっかくだからお土産は何でもかっていいぞ」と言ったり、ご当地グルメの値段を気にせず食べたりします。
サービスエリアではトイレ休憩だけではすまずに必ず何か買い、電車に乗るときは駅弁を自分用に2つぐらい買ってしまいます。
子どもも、夫が良いというので、キーホルダーを三つぐらい買ったり、旅行先で買う必要がないような玩具や本なども買っています。
食事に関しても、夫と同じように値段を気にせずに食べたいものを食べています。
そんな姿に私はヒヤヒヤして、お土産は友達に渡すものだけを買い、ご飯も金額から選ぶようになってしまいました。
夫がこのような状態なので日々の節約もパーです。
せいぜい赤字を少しだけ補填できている程度でしょう。
夫にも節約のことを話し、協力してほしいと頼みますが響きません。
「そんなケチケチしたくないなぁ」
そう明るく言われてしまいます。
夫は「日常をちょっとだけ贅沢に過ごしたい」とのことです。
ギャンブル、ハイブランド品、見栄のための浪費、趣味にお金をつぎ込むなど、価値観は人それぞれだとしても、やりすぎなければ悪いことではないので、ガツンとは言えません。
私もパートをしていますが、夫の方が収入も多く、それでいて家庭も大切にしてくれているので、これぐらい目を瞑った方が、家族円満にいくのでしょう。
そう頭では分かっているのですが、これからの子どもの学費や老後の費用などを考えると、節約したくてたまらなくなってしまいます。
ちなみに先日、夫に買い物を頼んで買ってきたお米は新潟産でした。
「美味しそうだろ? 食べるの楽しみだな」
そりゃ美味しいでしょうが、差額で2日分ぐらいの食費になったのではないかな、と思ってしまう自分は、やはりケチなのでしょうか。
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