<この体験記を書いた人>
ペンネーム:ayuko
性別:女
年齢:42
プロフィール:夫と子ども二人の四人家族。義実家との関係もまずまずです。
現在、小学生と幼稚園児の育児中でバタバタとした毎日を過ごしている私。
義両親は車で30分ほどの程よい距離に住んでおり、嫁姑問題のような大きなトラブルは起きていません。
主人の妹が義両親の近くに住んでいるということもあり、義母はそちらへ手伝いに行くことが多く、そのおかげで私たち家族には過度の干渉がないのです。
しかし先日、ちょっとしたトラブルが起きました。
それは、義母の母、つまり曾祖母にまつわることです。
義母は関西から東京に嫁いできた人。
曾祖母は健在で、少し前までは、ひ孫の顔を見に1人で新幹線に乗り上京したりしていました。
でも、最近は自信がなくなってしまったのか、最後に上京をしてからだいぶ日が経っています。
ひいおばあちゃんが元気なうちに、ひ孫の成長した姿を見せたいと思っているものの、なかなか実現できず申し訳ない気持ちはありました。
義母も同じように思っていたのでしょう。
ある日突然「みんなで旅行を兼ねて(曾祖母の住む)関西へ行こう!」と提案してきたのです。
冬休みや、夏休みなどの長期休暇ならわかるのですが、来月の土日を使って行こうとのこと。
あまりに急な話だったので「おばあちゃんの具合が悪いの?」と心配しましたが、理由は「この日だけ保養所の予約が取れたから」とのことでした。
メンバーは、義母を筆頭に、私たち夫婦と子供2人、加えて義妹夫婦とその子どもが3人の、実に10人!
子ども5人は、5歳から中学3年生まで。そんな10人の大所帯です。
そして問題は交通手段。
てっきり新幹線だと思ったのですが「お金がもったいない」が口癖の義母の旅行プランは...なんと、関西まで自家用車での旅!
義母から「旅費は負担してあげる! 移動は車でしたいから、運転よろしくね」と言われ、もう頭の中は真っ白です。
義母の計画では、車2台で早朝に出発。夕方到着で保養所は食事なしの素泊まり。翌朝チェックアウト後、すぐ帰路へ、というもの。
子どもたちがひいおばあちゃんと会えるのはほんの数時間!
ほとんどを車の中で過ごさなければならないスケジュールなんです。
ちなみに、運転できるのは私たち夫婦と義妹の夫の3人だけ。
正直これはキツイ...まるで、私たちは運転要員⁉
さすがに、すぐ「はい。わかりました」とは言えず「主人に相談してみます」と、いったん保留にさせてもらいました。
主人も、おばあちゃんが元気なうちに会いたいけれど、「車2台で運転手は3人。一泊二日の強行旅行は子どもたちにも負担がかかる」と言い、代替案として「交通費は自分たちで出すので新幹線での移動にしたい」と義母に相談してくれました。
義母は「義妹の子どもに受験生がいるので、新幹線移動は金銭的にキツイ。かといって運転手一人では、関西までは行けないし...」とモゴモゴ。
自分の計画性のない旅行プランにようやく気づいてくれたようです。
数日後、主人に連絡があり、今回の旅行はいったん保留にするとのこと。
いつもは、なるべく義母の言うことは立てるようにしていますが、今回に関しては、子どもや運転の負担を考えて「NO」と伝えてよかったと思っています。
せっかく行くなら、移動疲れした状態ではなく元気な姿を見せたいじゃないですか。
これからは、スケジュールや金銭的なこともよく考えて計画してほしいものです。
人気の体験記:食洗機にむりやり食器を詰めないで...何度お願いしても直らない義母の家事にぐったり
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。