いつの間にか感化されていそうで怖い...75歳の義母が繰り出す「ご近所さんの容赦ない悪口」

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:やわ
性別:女
年齢:46
プロフィール:義両親と同じ敷地内に住んでいます。パートをしています。

いつの間にか感化されていそうで怖い...75歳の義母が繰り出す「ご近所さんの容赦ない悪口」 25.jpg

同じ敷地内の別の建物に住んでいる、75歳の義母の事です。

私の仕事が休みの日に義母とはよく遊びに来ます。

作ったお惣菜や頂き物をおすそ分けで持ってきてくれる事もありますが、特に用事がなくても一緒にお茶を飲みながらテレビを見て過ごしたりします。

義両親は地元で商売をしてきたので、二人とも人当たりは良い方ですが、明るくてよく笑う義父に対して、義母はどちらかと言えば大人しくて口数も多くはありません。

私は義父タイプですが、義母とは嫁いで来て15年経った今、肩肘張らずに付き合えていると思っています。

それでも、困っている事があります。

私達がお茶のみをしている時、たわいもない話もしますが、義母の一番の話題は人の悪い噂話なのです。

近所の人の事がほとんどですが、例えば、持病の糖尿病が悪化して車椅子生活になってしまった50代の一人暮らしの人に対しては...

「子供の頃から甘やかされて、お弁当とか菓子パンばかり食べてたからだよ。今だって料理なんてしないんだよ。気を付ければいいのに」

バッサリ切り捨てます。

他にも、嫁いできて間もない人がうちの目の前の自販機でジュースを買っている姿をよく見るそう。

「自分のうちじゃジュースも自由に飲めないんだろう。一日に何度か買いに来て、その場で飲んで帰るもんな。息抜きなんだよ」

追撃も容赦がありません。

どちらの人も私は会う機会がなく、事情も知らないので何とも答えようがありませんが、義母は私が相槌を打っていればずんずん話しを続けます。

色々と参考になる点もあるものの、義母の話し方や内容に同情の気持ちを感じられず、むしろ相手を馬鹿にしているというか、嗤っている様に感じて聞きにくいです。

先日つい、義母の話を言い直すように、「そうは言いますが、実はこういう事なのかも」と言ってしまったら、「そんなんじゃないよ」とキリっと否定されてしまいました。

ちょっと怖かったので、もう反論しないで聞いているだけにしようと身に沁みました。

それでも、近所の人の聞かなくてもよい事まで聞かされてしまうし、結局は悪口なので気分も暗くなります。

義母の解釈を鵜呑みにしないように心掛けていますが、知らないうちに感化されてしまいそうで怖いとも感じています。

何といっても、せっかく家でゆっくり過ごしている時に、毎回誰かの悪口を聞かされたくはありません。

義母は私がこんな気持ちでいることに気付いてはいないと思います。

義母の気分を害さないように出来るだけ聞きたくないと伝えるには何と言えばいいのか、答えがでません。

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