それなら「体臭のケア」も少しは...。45歳の「凝り性な夫」が歯周病予防に目覚めて...⁉

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:パディントン
性別:女
年齢:43
プロフィール:5歳の子供と夫と暮らす公務員です。

それなら「体臭のケア」も少しは...。45歳の「凝り性な夫」が歯周病予防に目覚めて...⁉ 22.jpg

2歳年上の夫は、物事のやる・やらないが極端な性格です。

何をやって何をやらないかは、夫なりの基準があるのかも知れませんが、見ている私にはサッパリ分かりません。

いつも突然に始まり、突然に終わります。

その夫が今、凝っているのが口腔衛生。

いわゆる「オーラルケア」というやつです。

今回のきっかけはハッキリしていて、虫歯が痛んで治療に行った事です。

「歯周病の方が心配。今のままではどんどん進むよ」

虫歯の治療は簡単に済んだものの、先生にそう言われたそう。

歯周病が進むと歯が溶けて抜け落ちてしまい、入れ歯になってしまうケースもあると脅かされて...夫のスイッチが入りました。

帰宅途中にドラックストアで歯間ブラシや洗口液など手当たり次第に買ってきて、その日以来、朝晩せっせとケアしています。

寝る前に時間をかけてケアするだけではなく、苦手な朝も時間を工夫して夜と同じだけやっています。

相変わらず凄いなと感心しつつ「続けばいいな~」と思っていたのですが...。

これが、私にも飛び火してきたのです。

先日、夫が同じ物を、同じだけ「私の分」として買ってきました。

そして、一緒にやれとせっついてきたのです。

...正直、わずらわしいです。

幸いなことに、私は虫歯で苦労した経験がありません。

確かに、先の事を考えれば歯周病の予防は必要だと思います。

しかし、歯間ブラシを使い分けるほど熱心な夫と同じ情熱は持てません。

たまに歯間ブラシを使うのは出来ると思いますが、毎日続けるとなると、せいぜい洗口液を使うくらいが関の山です。

でも、それでは夫は納得せず、先生からの受け売りを熱心に繰り返します。

それを聞きながら、それなら体や顔のケアについても一生懸命になればいいのにと思ってしまいます。

夫は体を動かす仕事をしているのに、そちらに関しては無頓着です。

疲れたと言ってはお風呂に入らない日もありますし、私がうっかりしていると上着を変えないで出掛けてしまったりします。

顔を洗わない日も珍しくありません。

タバコも吸うし年齢的に体臭も出てくるので、周りの人のためにも清潔にして臭いのケアもした方がいいと言うのですが、聞き流されてしまいます。

「体の臭いが出てくるのはもっと高齢になってからで、出てくれば自分で分かるから大丈夫。それより歯周病になったら口が臭うし、その方が周りには迷惑だし、自分のために良くないよ」

提案を聞くどころか反論されてしまいました。

私に言わせれば、口臭も体臭も同じくらいに迷惑です。

今の状態がいつまで続くのかは神のみぞ知るですが、熱が冷めれば何事もなかった様に以前の生活に戻るのが目に見えています。

巻き込まないでと言いたいのですが、オーラルケア自体は良い事なので何と言えばいいのか......。

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