<この体験記を書いた人>
ペンネーム:もちこ
性別:女
年齢:44
プロフィール:3人の子供がいる44歳パート主婦。
3人の子供のたち教育資金のため、自分たちの老後資金のために、最近パートを始めました。
同じ年の会社員の夫も、もちろん頑張って稼いできてくれています。
しかしお金のかかる年代の子供が3人いるので、贅沢できない状態どころか、貯金もなかなか増えないのです。
夫婦ともに40代半ばなので、計画的に老後資金も貯めなければなりません。
夫婦で貯金やこれからの資金計画のことはよく話し合いをしています。
定期的に家計の状況を確認しあったり、節約情報を教えあったり、「力を合わせて頑張っている」実感はありました。
でも......夫はズルをしていました。
隠れてこっそり買い物をしていたのです!
一応、これはまだ容疑の段階。
でも、百歩譲って自分が買い物するのはいいとして、嫌なのは「私がお金を使うことに対しては厳しいこと」です。
「その服見たことないけど、もしかして買ったの?」
「この化粧品って本当に必要なの?」
「同じような靴を持っているよね?」
「ママ友とのランチって今月2回目じゃない?」
などなど、かなり厳しくチェックしてくるのです。
それなのに......自分は買い物していたことを内緒にしていたなんて!
気づいたのはふとしたきっかけでした。
一緒にいるとき、夫はさり気なく部屋の隅っこやベランダに移動することがあります。
そんなときは、スマホで「買い物サイト」を見ているようなのです。
はじめは見ているだけかな、と思ったのですが、最近、財布、定期入れなどが突然新調されていました。
しかもかなり高級な物に!
私が買ったのかと聞くと「以前からあったよ」とか「会社の人に貰ったんだよね」などと言います。
しかしついにしっぽをつかみました。
子供が「お父さんはネットで買って、受け取りはコンビニでしているみたい」とこっそり教えてくれたのです!
子供が3人もいると、誰かしらに気づかれてしまうものなのですね......。
夫の好きなジーンズコレクションも、いつの間にか増えていました。
似たようなものばかりなのでなかなか気づかなかったのですが、クローゼットの前でジーンズを眺めている時間がやたら多くなり、嬉しそうな様子の夫。
お洒落が趣味でジーンズをはじめ服飾雑貨が好きな夫は、どうしても我慢できないのかもしれませんが、「こっそり」というのが腹立たしいです!
「履いてないものはフリマサイトで売ったら?」と意地悪で言ってやりました。
「必要最低限の数しかもってないし、節約しなくちゃいけないから買いたいのをいつも我慢していて辛い」
悪びれることなく、堂々と真面目な顔をして「しらを切る」夫。
子供と一緒に呆れています。
関連の体験記:「嫁のあんたが月20万稼いだら済む話やん」仕事を辞めたい夫をかばう、姑のハチャメチャ理論は...!?/かづ
関連の体験記:「財布から消えた3万円。夫に尋ねると赤鬼のように怒ったけれど、実際は...
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。