「自然に反してる」と飼い猫の去勢手術をしない母。でも「ご近所トラブル」の予感がぷんぷんして...

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:もち
性別:女
年齢:50
プロフィール:50歳の団体職員女性です。

「自然に反してる」と飼い猫の去勢手術をしない母。でも「ご近所トラブル」の予感がぷんぷんして... 49.jpg

実家で一人暮らしをしている78歳の母は動物が好きで、今は猫を6匹飼っています。

最初はオス1匹だけでしたが、去勢手術をせずにいたので、野良猫との間に仔猫が産まれてしまいました。

その野良猫が実家の庭で出産したので、可哀そうだと思い、一緒に飼うことにしたそうです。

そしてその仔猫がまた赤ちゃんを産むといった具合......。

私も動物が好きなので、実家に行って仔猫が増えているのを見て、始めのころはついその可愛さに喜んでいましたが......徐々に、家の中が荒れ始めていることに気が付きました。

実家は持ち家の一戸建て。

父は亡くなり、母が一人で住んでいるので、猫が6匹いてもスペース的には困りません。

でも、畳や障子、ソファーなど至る所が爪とぎに使われてしまっています。

トイレも複数用意してありますが、掃除が行き届いていないのか臭いが気になります。

他にも、おもちゃがわりになっている小物がそこかしこに散らばっていて...「猫屋敷になりそう」と思いました。

母に日頃の猫の飼い方について話を聞いてみると、かなり自由にさせている様です。

そのことは家の様子を見て想像が付いていたのですが、私が気になったのが「猫たちがご近所さんの家にも出入りしている」という点でした。

母の猫だと知っていて、自分も猫を飼っているお宅の人は「今日、遊びに来たよ」などと情報交換のように話してくれます。

でも、家に入られて嫌な思いをしている人や、庭に来てトイレをされて困っている人もいるようで、そのことは母も何度か耳にしたそうです。

中には「保健所に電話しようか」と言っている人もいると聞きました。

そんな時母は自分で猫を飼っているとは言わず、調子を合わせて聞いているだけだと言います。

でも、しばらくはごまかせていても、いずれは母が飼っている猫だと、知られると思うのです。

いつも猫の後を付いて歩くのは無理ですが、せめて去勢・避妊手術をしてなるべく外に出さない様にした方がいいと話をしてみました。

車ですぐに行ける所に獣医さんはいるので簡単なことです。

しかし、母は「手術を受けさせるのは自然に反している」と聞き入れてくれません。

産まれてきた4匹の仔猫たちも大きくなってきていて、これから行動範囲も広がってきます。

親猫の後についてご近所さんの家にも出入りするようになると思います。

実家が荒れているのは仕方がないとしても、迷惑を掛けてトラブルになるのは避けたいです。

躾の事は私も一緒に考えて行くので、母にはせめて猫の虚勢手術だけでもして欲しいと思います。

どう話せば母が受け入れて行動してくれるか頭を捻っています。

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