<この体験記を書いた人>
ペンネーム:くまくま
性別:女
年齢:53
プロフィール:今から数年前五十肩を経験。眠れないほどの痛みに悶絶しました!
今から数年前のこと。
40代後半で五十肩を発症しました。
その痛みは私の想像のはるか上。
五十肩の痛さについては、なんとなく聞いていた程度。
まさかここまでとは想像もしてません。
悶絶級の痛みで夜も眠れないほどでした。
私が五十肩になったきっかけは、孫との公園遊びです。
真冬のとある極寒の日、孫を公園で遊ばせていた時の事でした。
その当時、まだ幼かった孫を必死に追いかけていた私。
面白半分で私を振り切ろうと走り回る孫をなんとか捕まえようと手を伸ばした次の瞬間、右肩に「ピキッ」という違和感が。
同時に猛烈な痛みで動けなくなりました。
しかし、実は前から同じことが時々あったのです。
どこかしら痛いのなんて珍しくなかったので、「きっと歳のせいで体がなまっているのだろう」と、その程度に考えてしまったのです。
しかしこの判断は大きな間違いでした。
時間の経過とともに痛みがどんどん強くなり、家事もろくにできません。
パソコンの入力だって、食事のためにお箸を持つことすら苦痛になったのです。
次第に、何をしてても痛い状態にまで悪化して、その痛みのせいで眠ることすらできなくなりました。
「これは普通じゃない! もしかすると骨をいためたかも?」と思ったのですが、運悪くこの時は週末で病院には行けません。
「救急外来」というワードを意識しつつも、見た目が何ともなかったため、手持ちの鎮痛剤でやり過ごすことにしました。
ようやく、待ちに待った月曜日になり、朝一番で病院に向かいます。
その診断は五十肩。
レントゲンを見せていただいたところ、明らかに普通の状態ではありませんでした。
私の痛い方の肩は、正常な肩に比べ肩の内部が「ギュッ」と縮こまった状態に。
これがいわゆる五十肩の状態なのだそうです。
この状態が神経などを刺激していて、酷い痛みを生じさせているのだとの説明を受けました。
しかし、痛みがある間は治療は出来ないということで、痛みが治まるまで塗り薬と飲むタイプの鎮痛剤でやり過ごす事になりました。
幸いこの時の鎮痛剤が私には効果的で、何とか眠れる程度に痛みを抑え込むことができたのはありがたかったです。
痛みがおさまったのは約2カ月後。
ようやく治療の方法について医師との話し合いが始まりました。
そこて提示された選択肢は2つ。
手術でなおすか気長にリハビリに通うか。
手術なら比較的短期間にほとんど元の状態にまで回復するとのことでしたが、それには入院が必要。
この時の私には入院する時間的ゆとりがありませんでしたので、このプランは一旦白紙に。
結果としてリハビリでの治療になりました。
しかし、この選択は私にとっては失敗だったのか、あるいは私が焦ってしまったのか。
週末以外、ほとんど毎日リハビリに通ったのですが、思うような改善は見られません。
結局、1年ほど通った後に通院を辞めてしまい、現在に至っています。
当然、このままは嫌です。
五十肩改善やストレッチの本、トレーニングチューブ、ダンベル代わりの水を入れたペットボトルなどを活用して自力での改善に努めています。
そんな私の肩の動きは正常な時の7割程度。
このままトレーニングを続けるか、今からでも手術するかと、いまだ迷っています。
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