<この体験記を書いた人>
ペンネーム:きたいしない
性別:女
年齢:44
プロフィール:結婚して十数年。義母と同居しています。
義母と同居して十数年になりますが、義母には驚かされることが多々あります。
たとえば、車。
我が家の前にある駐車スペースは1台分だけ。左右の横幅も狭く、駐車するにはとても注意が必要です。
私たち夫婦には3人の子どもたちがいて、その子どもたちの習い事などや私が毎日の通勤で車を使用するため、家の前には私たちの車を駐車する約束になっています。
義母は別の軽自動車を持っており、家から徒歩30秒のところに軽自動車サイズの駐車場を借りているんです。
でも...義母は何度言っても自分の車を家の前に駐車してしまいます。
そうなると問題は私の車です。
義母の駐車場は、奥行きが軽自動車のスペースしかなく、私の普通車は入りません。
義母が家の前に停めてしまうと、私の車は徒歩2分のコインパーキングに停めることになるんです。
こんな無駄なお金と時間があるでしょうか!
義母はそれがわかっているのに、何も言わずに駐車します。
「義母は足腰悪いから」そんな理由なら、何か考えないといけませんが、義母は多少膝に痛みがあるものの、自ら「どうしても行きたい!」と探してきたジムに週2回通っているほどです。
30秒を惜しんで家の前に駐車する理由は見当たらないのです。
(もちろん、買い物などで荷物が多いときは停めてもOKと話しています)
さらに困ったことがあります。
家の前の狭い駐車スペースには、左右を注意しながら停めなければなりませんが、義母は前後左右の確認を怠ります。
その結果、駐車場の脇においてある色々な物に車をぶつけてはどんどん破損していくんです。
以前は自転車は倒してそのまま踏みつけ(!)、タイヤが曲がってしまった自転車を廃車にしたこともありました。
そして先日は、車をバックする際に主人の仕事道具を踏みつけました。
「バキバキバキ!」と、ものすごい音。
しかもそれに気が付かずにバックし続け、道具は全滅......。
きちんと脇のスペースによけて置いてあるもので、普通に運転していたら、こんなことにはならないはずなのです。
そもそも、物を置いているのも義母がとめる予定にはしていないからですし、一応物を置くときは義母にも話しています。
それを承知の上で、注意散漫で運転し、破壊王となる義母。
それでも義母は「あ~、気が付かなかった」「そんな音したかな?」と反省も謝罪もなく、ベッドに横たわって何食わぬ顔でテレビを観ています。
その様子に、こちらは余計に頭に血が上り、鼻息が荒くなります。
こんな状態なので、義母の運転には危機感をもっている我々家族。
免許証の返納の話をしていますが、それも右から左へ聞き流されます。
これまで家の敷地以外では事故は一度もないのですが、敷地内に一歩はいると気が緩むのか、こうした物損事故を起こしてしまうのです。
義母が運転をしないと他の家族が困ることもありますが、命にはかえられません。しっかりと話し合っていきたいと思います。
■おすすめ体験記
入院した義母の着替えを取りに、初めて入った義母の寝室。そこで見た「白い箱の山」の中身は...
「息子夫婦にお金を吸い上げられた!」自分の記憶を「書き換え」て暴走する義母にウンザリ
「弟さんのお嫁さんに比べて私は...」家族8人で作ったLINEグループ。母が一方の嫁を褒めちぎり...
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。