「ああ、私が求める生き方がここにある...」テレビの「卒婚」特集に涙した、還暦目前の私

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:ビーズ
性別:女
年齢:58
プロフィール:スーパーでレジ打ちのパートをしており、楽しいです。

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58歳で朝から夕方までパートをしています。

夫は一つ上の59歳で来年定年退職を迎える予定です。

二年前に子どもが独立しました。

男の子が二人いるのですが、二人とも就職と結婚で、我が家とは離れた土地に住み、新しい生活を満喫しているようです。

母親としては子育てが終わった気がしてほっとしました。

ただ、問題は我が家です。

ただでさえ少なかった夫との会話が激減しました。

今思い返せば、私たち夫婦が仲が良かったのは「新婚さん」と呼ばれる時期のみだけでした。

価値観の違いや問題に対する向き合い方などの姿勢から、いつのまにか夫への愛がなくなっていました。

今では、頼りにすることも、「悲しいときに傍にいてほしい」という気持ちもありません。

それでも今までは子どもがいたので、家族として夫を大切に思っていました。

しかし、子どもがいなくなって夫婦二人になり、一緒にいる意味が見出せなくなっているんです。

夫といると、とにかくイライラしてたまりません。

食事や洗濯などの世話をどうして私がしなければならないのか――。

そんなイライラなら理由もあるだけまだ良いのですが、最近はリビングなど一緒の空間にいるだけで、夫が目ざわりに感じてしまうようになりました。

そんなとき、テレビで「卒婚」特集をみました。

※編集部注...卒婚は「離婚せず、婚姻状態にある夫婦が互いに干渉せず、それぞれの人生を歩む生活形態のこと

卒婚したら家事はそれぞれで、食事も買い物も洗濯も全てが別々。

会社からの帰るときの連絡もないので夕飯を気にしなくてよい、休日のお昼はバラバラ。

妻も自由に友達と出かけ、旅行に行ってもOK。

中には居住空間を別にしている方もいるとのこと。

「私が求めている生き方」を見たようで、涙が出ました。

夫のことは愛してなく、好きではありませんが、長年連れ添ってきるからでしょう、情があります。

また、子ども達が我が家に帰ってくること、そして、卑怯かもしれませんがお金の事情もあるので離婚は考えていません。

だからこそ、この卒婚という選択をすれば、私の心は軽くなり、苛々も減って、これからの人生が楽しめそうだなと思いました。

しかし...「卒婚宣言」をするのは、勇気がいります。

夫が腹を立てたり、ショックを受けたりして、離婚を切り出されたら......。

今以上に関係が悪化するのがとても怖いのです。

私もそろそろ還暦。この先の人生もそう長くはありません。

好きなように生きたいけれど、臆病な私は「卒婚したい」のひと言が言えません。

頭の中には常に、テレビで見た幸せそうな女性達の笑顔が浮かんでいます。

私はあんな風に笑える日がくるのかな。

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健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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コメント一覧

まず、卒婚を知っただけでも良かったですね。 私の周りでも似た様な生活形態にシフトしている夫婦は増えて来ましたよ。 どちらかが病気した時に 救急車を呼ぶ 位の関係でいいんじゃないでしょうか。 ウチは繰り返される夫の不貞、裏切りから卒婚状態です。子供たちも夫がいない時を選んで帰省します。 自分の体と心の健康が保たれれば、どんな暮らし方でもいいですよ。
とくに、宣言しなくてもよいのではありませんか?我が家は、「君は君、我は我、されど仲好し」です。互いの行動は、公序良俗を壊さなければいろいろ言わないし聴かない。家事はどちらかができる範囲でやればよい。ゴハンは、あたしが好きなものを作って食べるから、その時いたら食べさせてあげてもいいよー、くらいに思って作ります。 具合が悪くなったり、怪我すれば、同居人として勿論面倒みます。 キッチリ線をひいてしまうのは、やめたほうがよいと思います。それは、年金受給のとき、つまり生活費が年金だけになった時のことです。残念ながら今の仕組みでは、「世帯でおいくら万円の年金額」という仕組みなのです。 宣言しなくても、それに近い、自分らしい共同生活にしていきましょう。
まずは最悪な場合に陥った時でも生活ができるように基盤を作る事から始めてみては? 又自分のやりたいことなど積極的にして、そのための時間を取る。精神的な自立無くして卒婚はないです。自分の主張を小さな事から通せるような環境を作っていけば卒婚の話題も切り出しやすいでしょう。 離婚になった時でも自分の権利がどうなのか調べておくのも大切です。 前を向いて歩きましょう。

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