現役時代の輝きはどこに...大手企業で部長まで勤めた夫の「定年後の姿」に幻滅

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:らい子
性別:女
年齢:66
プロフィール:年金生活が始まり、たまにできる贅沢を楽しみに節約を日々がんばっています。

11.jpg

夫と私は同い年で、去年、夫が定年退職しました。

夫は仕事人間で、大学を卒業してからずっと仕事一筋で生きてきました。

朝から晩まで仕事で、30代のころは徹夜もざらにありました。

一生懸命がんばっていた成果が認められてでしょう。

出世もし、大手企業で部長職まで勤めあげました。

部下からも慕われていたようで「後輩から飲みに誘われたから」と出かけていくこともありました。

娘と息子がおり、私は専業主婦だったので、今でいうワンオペ育児でしたが、夫が子どもを愛してくれているのはしっかりと分かっていたので、苦ではありませんでした。

パートをしないでいいだけ稼いできてくれ、子育てを思い切りさせてもらったことに大変感謝しています。

しかし、定年退職後の夫は趣味もなく、友達も少ないためずっと家にいます。

朝食を食べ、その後新聞を読み、テレビを見てから昼食、そして晩御飯までテレビを見るかパソコンを触り、夕飯を食べて風呂に入って眠る......ただそれだけの日々を過ごしています。

今までずっと仕事ばかりだったから、辞めた後はゆっくりしたいのかなと思い、始めこそ思う存分ゆっくりすればいいと思っていました。

ですが、いざこの生活を隣でされると、輝いていた時期とどうしても比べてしまいます。

私は友達と遊んだり、ジムへ通ったり、家の片づけをしたり、スーパーへ買い出しへいったりとなんだかんだ慌ただしい生活を送っております。

この慌ただしさが心地よいのですが、夫が家でぼーっとしているのを見ると、残りの人生を無駄にしている気がするし、私だけ忙しいのが申し訳ないような気がしてしまいます。

また、健康面でも不安があります。

何もしないでいると老いが一気に加速しているような感じがします。

現に、仕事をしていたころより、反応が遅くなっているような気がします。

ジムに通うことや趣味を作ること、公園への散歩等を提案してみましたが、乗り気ではありません。

一方で、私が「スーパーや本屋に行ってくる」と言うと、一緒に来たがります。

夫がずっとテレビをつけていて家では一人になれないから、用事を作って外出しようとしているのに...そういったことには、全く気づいてくれません。

主人のことは好きですし、感謝もしています。

しかし、これから先もこんな生活が続くと思うと、息が詰まってしまいます。

私も夫も生い先長くはありません。

もっと生き生きと生活してくれれば嬉しいし、そんな夫ならもっと好きになれそうなのになぁと思います。

仕事をしていたときが格好よかっただけに、今の姿になんだか虚しさを感じます。

人気の体験記:もう同じ空間では眠ることはできない。私が夫と家庭内別居に至るまで

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
記事に使用している画像はイメージです。
 

コメント一覧

やっと手にした自由なんだからそっとしておいた方が良い。
うちも 同じでした さらに 私の家事のやり方に 文句をいう とにかく 一緒にいるとつかれる 冷蔵庫のひやごはんまで チェック 怖い顔で 一体どうするんだと つめよります 正直 居ない方がましとおもいました 解決策として私が三時間くらいの仕事にでました 幸い好きな仕事でほっとできます 夫は三年ぐらいで 老人会の会長をひきうけてから 活動をはじめました 現役時代のなごりか 会長職が気に入ったようです 町内会長とか 良いとおもいます
7年後に定年を迎えるうちの夫は 社会人28歳の息子、今春社会人になる22歳の娘の育児に積極的でした  でも、料理・洗濯・掃除などはほぼしません 力仕事などは文句も言わずに進んでやってくれますが… 日用品の置き場所もよく把握していないと思います すでにご主人が定年を迎えた友人の愚痴を聞いて決心しました 「今からでも遅くない!」 夫には定年までの7年の間に「主夫」になってもらおうと計画しています 定年後に夫婦共に健康で充実した日々を過ごすことを夢見つつ…
本当に心配なら自分だけ楽しい時間を外に求めないでご主人とできること、過ごすこと、楽しいことを考えないの?

コメントする

この記事に関連する「みなさんの体験記」のキーワード

PAGE TOP