<この体験記を書いた人>
ペンネーム:もか。
性別:女
年齢:43
プロフィール:事実婚の50歳夫と前夫との間にもうけた22歳の連れ子の娘、現夫との間の息子9歳の4人家族です。
前夫の子供である22歳大学生の娘の就職が決まりました。
今はためたお金で旅行に行くなど、残り少ない学生生活を楽しんでます。
幾度か友達と海外旅行へ行っていたのですが、先日こんなことを言ってくれました。
「私がお金を出すから、ママと海外旅行したい! こんな時間もお金も、もう持てないと思うし」。
長女は母親の私を好いてくれていて、本当に「友達親子」です。
事実婚の夫との間に息子が誕生した時も心から喜んでくれ、まるで母親のように可愛がってくれています。
ただ、現在の事実婚の夫のことは「お父さん」とは思えない様子で、「合わせてくれている」という感じです。
私のことが大好きなので、私が幸せなら...と、いつも寄り添ってくれているんです。
そんな娘からの海外旅行の誘い。
とてもうれしい気持ちでいっぱいでした。
ですが、そのためには有休をとらなければいけませんし、夫に息子のことをお願いしなくてはいけません。
夫に聞いたところ...「いいんじゃないかな」という返答。
「そういうことなら、自分も仕事があるけれど息子のことは何とかするしかない」と。
「何とかするしかない」と言われたことに、私は若干「ん?」と感じました。
「今後娘とこんな機会はなかなかないだろうから、楽しんできて。息子のことは大丈夫だから」
...なぜ、そう言ってくれないのか、と思ったのです。
ですが家のことをお願いするので、何も言えませんでした。
そして翌日...夫は思うところがあったのでしょう。
こんなことを言ってきたんです。
「自分はいいから息子も旅行に連れて行ってあげられないのか」
「2人で行ってしまったら、息子が寂しい思いするのではないか」
はじめは黙って聞いていたのですが、怒りが込み上げてきました。
娘が「私との時間を持ちたい」と打ち明けてきてくれたことを、なぜ尊重してくれないのか、と。
なぜそんな言い方しかできないのでしょう。
息子も娘も同じくらい大切な我が子です。
しかし息子はまだ小学生で、手をかけてあげなくてはならないため、今の生活では娘との時間があまり取れていないのです。
それでも娘は、私や息子の力になってくれているのに......。
このときは車に乗っていたのですが、私はもう話すのやめてくれ、と途中で車を降りました。
モヤモヤを通り越して、夫のデリカシーのなさ、情けなさ、寂しさでいっぱいになってしまいました。
その後、車を飛び出した私が尋常ではないと感じたのか、謝ってきた夫。
私の気持ちをわかってくれればいいのですが...。
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