こんにちは山田あしゅらです。
『13番さんのあな―介護家庭の日常―』というブログで義両親の介護の様子を嫁の目線で綴り始めて10年以上が経ちました。義両親と同居しながら介護をしていた当時のことを思い出しながら書いています。
前回の記事:尿失禁がある義父はデイケア受け入れNG!? リハビリパンツさえ履いてくれれば...
デイケア利用を期待しつつ臨んだ義父の担当者会議でしたが...
「現状通りのケアプラン」というガッカリなオチとなってしまいました。
けれど終わり掛けに...
と、言っていたケアマネのおーさん。
翌日おーさんから電話がかかってきました。
「山田さんに良さそうなリハビリ主体のデイサービスが見つかりました。 今日見て来たんですが太郎さんに合ってるかもしれません。 一度見学されてはどうですか? 12月中ならお試しも出来るようです」とのこと。
これまでおーさんが義父に勧めてくれていたデイサービスは義母の通っている『かめさん』のみでした。
『かめさん』はおーさんが勤める居宅介護支援事業所(ケアマネージャーを擁する事業所)に併設されているデイサービスです。
かめさんは義母にはピッタリですが、義父にはあまり合っていないように思われます。
7~8年前の当時、わりば市内(我が家の所在地。作品上の仮の都市名です)では、現在ほど選択の余地はありませんでした。
ただ、特色を持ったデイサービスがぼちぼち出始めていたころでもありました。
ケアマネージャーも「身内」の施設をつい推してしまいがち。
しかし勧められたデイサービスが「合わないな」と思ったら他施設も当たってみてもらうようお願いしてみても良いと思います。
おーさんも、頑なに通所利用を拒んでいた義父の気持ちが...
やっと氷解してきたこのタイミングを活かさない手はないと思ったのでしょう。
担当者会議の翌日、心当たりのデイサービスへ出向き目星をつけてくれたみたいです。
そしてもらってきたパンフレットを『かめさん』へ行っていた義母の連絡帳にはさんで私に渡してくれました。
そのデイサービスは 家から少し離れた場所にありましたがリハビリに特化しており、 いかにも義父が気に入りそうな雰囲気です。
デイサービスの名称は『つるさん』。
当時、リハビリを主体に行っているデイサービスは市内にほとんどなく、ここも数か月前に立ち上げられたばかりのようです。
『かめさん』より大分遠いものの、送迎があるのでこちらも問題はなさそうです。
天邪鬼な義父の気持ちが削げないよう、さりげな~くお伺いをたて...
と、恐る恐る聞いてみると...
意外なことに結構スンナリと承諾してくれたのでした。
続きます。
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