「お金を出すのも、手間をかけるのもイヤ!」という母。そして「あなたがやって」という無言の圧力が...

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:みーちゃん
性別:女
年齢:50歳
プロフィール:5年前に出戻ってきた家業手伝いの50歳。

「お金を出すのも、手間をかけるのもイヤ!」という母。そして「あなたがやって」という無言の圧力が... 32.jpg

5年前に出戻って来て、現在は家業を手伝いながら70代の両親と同居しています。

母のお金も手間も掛けたくないという「どちらも嫌だ」状態に困っています。

例えば、母が使っている車のエアコンが故障したときのこと。

修理代が20万円ほど(!)と言われたのですが、修理もしたくないし、かといって公共交通機関も使いたくないというのです。

運賃も高く、本数が少ない公共交通機関を使うのは不便、荷物を持っていると手が疲れる、と「イヤ」のオンパレード。

そして私に運転手をさせました。

気持ちはわかるのですが、家業とはいえ仕事があるので、時間のやりくりが大変な日があります。

特に週に二回、趣味のサークルに出掛けた帰りのスーパーで、時間を多く取られるのがつらいです。

車を買い替えればいいのでは? と提案しても、お金の問題以外にも免許の返納を考える年齢だし、車が変わると事故を起こしそうで怖いから、今の車がいいと言います。

「事故なんか起こしたらあなたも困るでしょ」「お金があったら同じメーカーの同じ大きさの車を買うけどね」と言われると返す言葉が見付からなくて、今も毎日運転手をしています。

また、庭の事でも同じ様な事があります。

父が植木が好きで、うちの庭には所狭しと木が植えられています。

その植木は、父が母に何の相談もなく購入して、次々と植えていったもの。

母はこれにずっと腹を立てており、今もおさまらないようで、ことあるごとに蒸し返して文句を言います。

この頃では父が庭仕事を出来なくなって庭が荒れてきているので、文句も頻繁になりました。

チェンソーとは言いませんが、うちにある高枝切りハサミなど扱いやすい道具を使って処理してみたらと思うのですが、使えるとは思えないし腕が疲れるから嫌だそうです。

それなら職人さんにお願いすればいいと言ったところ「植木にはもうお金は掛けたくないよ」と怒られてしまいました。

父が出来ないのだし、私にやれと言いたいのだなと思い「やってみる」と答えるしかありませんでした。

父が使っていたのこぎりなどを使って枝を切っていますが、なかなか上手に使えず、時間が掛かるうえ、思いの外身体も疲れます。

切った枝の始末まで考えると気が遠くなり、心が折れそうになってしまいました。

車の件も庭の件も、私がお金を出せればいいのですが、あいにく外車のセダンを買うお金はありません。

職人さんも一日来てもらえば終わるレベルではないので出せません。

私が色々やると母は機嫌が良くなるのですが、体もつらいし時間もとられるので、いつまでも続けられないと感じています。

どう言ったら母が納得し、妥協してくれるか頭を捻っています。

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