<この体験記を書いた人>
ペンネーム:きたいしない
性別:女
年齢:44
プロフィール:義母と暮らして10年ちょっと。末っ子長男の嫁です。
私は結婚して2年後、義母と同居することになりました。
義母も以前はお姑さんと同居していたそうで、お姑さんはとっても厳しい人だったと聞いていました。
先代から続く家業のこと、子育てのこと、家事のこと、何につけても嫌味を言われてきたそうです。
本人曰く「私は4人の子どもを育てて、家の仕事も朝から晩までやっているのに、ブチブチ文句ばかり言われていた」とのこと。
その話はことあるごとに出てきて、義母は昔の嫌だったことの愚痴を言って、ストレスをはらしているようでした。
お姑さんとの暮らしは約25年ほど続いたそうです。
この25年間、厳しいお姑さんの元さぞかし家事もしっかりきっちりやらされたのだろうと思うのですが、なぜか義母は長く主婦をしているくせに何故それをやらないの?ということが多々あります。
ですので、私は義母の愚痴を聞いていても、義母に「ブチブチ文句を言っていた」お姑さんに気持ちを寄せてしまうのです。
たとえば食事のあと、義母は「ごちそうさま~」と席を立ち、食器の片づけもせず自分の部屋に戻ります。
洗い物はどちらがやるとは決まってなく、先に食べ終わったほうが自然と行います。
なので、先に食べ終わった義母がやってもいいのですが、洗い物は絶対しません。
しかも自分で使った箸やお皿もテーブルの上に置いたまま。
それくらいは自分で片づけてよ......と思ってしまいます。
子どもたちでもやっていますからね。
ですが、時には思い出したように部屋から戻ってきて、洗い物をしている私の横に食器を運んでくることがあります。
でも、必ずと言っていいほど、テーブルの上にはなにか残したまま。
たとえば自分のコップ、しょうゆや薬味等です。さらにダイニングテーブルの上には台拭きを置いているのですが、テーブルを拭くこともありません。
40年以上主婦をやっているのに、テーブルを拭くなんてことに頭がまわらないようなのです。
また、たまに料理をしたとしてもキッチンには調理で使った鍋、フライパンが汚れたまま、使いっぱなしの状態で置いてあります。
ですので義母の次に私がキッチンに立とうと思っても、まずは義母の使ったものを片づけることから始まる、という有様です。
いつもこんな調子なので、お姑さんがとても厳しい人だった......というのは義母に問題があるからなのでは?と思わざるを得ません。
厳しくなる気持ちがとてもよくわかります。
これからは私が「厳しいお嫁さん」と言われてしまいそうです。
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