「リボ払いの借金」を抱えたまま結婚した私。ある日、主人への「小さな嘘」が限界に達して...

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:ひより
性別:女
年齢:35
プロフィール:パート先でマラソン部を作ってウォーキングを始めました。

「リボ払いの借金」を抱えたまま結婚した私。ある日、主人への「小さな嘘」が限界に達して... 22.jpg

独身時代、アパレル会社に勤めていました。

販売員としてお店で販売しているものを購入して身につけ接客していたので、給料のほとんどを洋服代に使い、足りない分はクレジットカードのリボ払いとカードキャッシングをしていました。

当時付き合っていた今の主人は真面目で、お金の管理などに厳しい印象があったため、私のカード返済のことは言えずにいました。

そして結局リボ払いの返済が終わらぬまま結婚。

すぐに子供が欲しかった主人からは、仕事を辞めてしばらくは専業主婦になって欲しいと言われて退職しました。

カードの返済額を一番少なく設定し、しばらくはなんとかやりくりできていたのです。

しかし、主人の転職なども重なり、厳しい時に再びカードキャッシングをしたりして、結局借金が増えていきました。

このままではいつまでたっても借金が減らないと思い、弁護士に相談して債務整理をすることにしました。

......もちろん主人には内緒で。

債務整理は自己破産と違い、「家族にバレずにできる」と聞いていたので、これでやっと完済の目途がついたと思っていました。

ですが、私のお金の使い方に疑問を持った主人から、ついに問い詰められてしまったんです。

これまでたくさんの「小さな嘘」でごまかしてきましたが、もうこれ以上嘘はつけないと観念してこれまでの借金の話をすべてしました。

結果は...やはり主人は怒りました。

元々すぐカッとなる人で、それが怖くて今まで言えずにいたのです。

怒られている時には、「やってしまった」という後悔の気持ちと、「やっと言えた」というスッキリした気持ちが入り混じりました。

怒った主人からは「離婚しよう」と言われました。

意外にも、悲しいという気持ちはなく、「子供たちをどうやって育てていこうか」という事を考えていた私。

寝る直前まで愚痴愚痴と怒られましたが、次の日に主人から「離婚はやめておこう」と言われ驚きました。

こんな私でもやはり一緒にいたいと思ってくれたそうで、なにより子供たちと離れるなんて考えられないと思ったそうです。

ありがたいと思った反面、やっと怖い主人から開放されるとも思ってしまったため、ガッカリした自分もいました。

主人と離婚の話になった時、同居している主人の母は、さっそく親戚中に電話で報告していたので、今後親戚の集まりがあった時気まずいです。

私が悪いのは重々承知していますが、これ以降何かあるとすぐこの借金の話を蒸し返されるのがしんどいです。

もうそれならいっそ離婚してくれ、とも思うのですが、私から言えるような立場ではないですし、返済が終わるまでは大人しくしていようと思っています。

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