<この体験記を書いた人>
ペンネーム:シンジ
性別:男
年齢:63
プロフィール:今年定年退職しました。妻と二人で節約生活を楽しんでいます。
私は今年63歳になり、早期の定年退職を迎えました。
勤めていた場所は、希望を出せば役職などはなくなりますが、あと2年働けるようなシステムになっていました。
しかし、ずっと働きづめだったこともあり、妻とゆっくり旅行などにも行ってみたいなと考え、そのまま退職することにしました。
娘(32歳)と息子(29歳)がおりますが、幸い二人とも社会人となったあとは、それぞれ仕事をしながら実家を離れて暮らしています。
毎月の収入が無くなることに関しては、専業主婦でずっと私を支えてくれた妻(63歳)と年金の繰り上げ受給をするかどうか話し合いました。
しかし、計算してみると、76歳まで元気で過ごすと、繰り上げ受給を申請した際の減額分で、損をするようでした。
ですので、二人で76歳を超えても元気でいるという目標を作り、76歳以上の生活を安心したものにするため、節約して生活していこうという結論に至りました。
まず私は保険関係の仕事についている娘に手伝ってもらい、今加入している保険のプランの見直しをしました。
現役で働いている時とは違い、最近では月々の掛け金が少額で60歳過ぎていてもしっかりと保証のつく保険もあるようで、夫婦で入ればさらにお得な内容のものに変更しました。
またその際、娘が携帯料金も見直せるのではないかと教えてくれ、妻と一緒に携帯ショップに行き、スタッフの方にここ数カ月の利用状況を教えてもらい、生活スタイルにあっているお得なプランに変更しました。
妻も私が家に居るなら車は一台でいいと言ってくれ、自分の車を売り、私自身も普通乗用車から軽自動車に乗り換えました。
最近の軽自動車は意外に車内も広く運転しやすいので、夫婦二人なら買い物するのにも、少し遠出するにも十分な感じです。
さらに、娘から話を聞いた息子も新聞もタブレットにしたらとアドバイスの連絡をくれたので、紙ではなくiPadで見るようにしました。
最初は、朝、紙面の新聞を探してしまいそうになったのですが、慣れると文字も好きな大きさに出来るので、今ではタブレットで見る方が楽なほどです。
妻からの提案や子供達からのアドバイスのおかげで、結果的に月4万円ほどの節約になりました。
退職当初はさすがに金銭面での不安がありましたが、退職金も概ね貯蓄にまわせそうで胸を撫でおろしています。
今は気持ちにも金銭的にも余裕が出来たぶん、妻と二人でどこに旅行に行こうか計画をたててこの節約生活を楽しんでいます。
人気の体験記:お金を粗雑に扱う息子に提案した「おつり貯金」が予想以上の大成功に!
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。