幼少の私が手術をする時に「代わってあげたい」と泣いた母。自分が親になってみて...

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:ayuko
性別:女
年齢:42
プロフィール:現在二人の子育て中の主婦。どっしりと構える愛情たっぷりのおかあさんになりたい! と思っています。

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現在、小学3年生と幼稚園の年中に通う二人の子どもの育児中です。

子どもたちは普段は元気いっぱいですが、たまに発熱などでぐったりすることももちろんあります。

そうなると私は何度も体温を測ってみたり、夜中も気になり眠れなかったり、心配であたふたしてしまいます。

「代われるなら代わってあげたい」と思いながら看病をしているからか、子どもの風邪が治るころには本当に私がダウンしてしまったということもしばしばです。

そんな時に、ふと思い出すのが自分の母のこと。

私がちょうど上の子と同じ小学校3年生のころのこと、手術が必要な病気になり、入院前の検査で何本も採血をしました。

今の私と同年代だった母は、そんな私を見てはらはらと涙を流していました。

その時に「代われるなら代わってあげたい」と言っていたのをはっきり覚えています。

当の私は、採血や検査はさほど苦痛ではなく、「お母さんは痛くないのに、なんで泣くの?」となぜ母が泣いているのか理解できませんでした。

後にも先にも母が私の前で涙を流したのは、この1回だけです。

おかげさまで無事に手術は成功し、しばらく通院はしましたが完治。

母は、私に「頑張ったから病気が治ったんだよ」とたくさん褒めてくれました。

当時は1人で病気を克服した気になっていた私ですが、母になった今、あの時何故母が「代われるなら代わってあげたい」と言ったのか、やっと意味がわかったような気がしています。

「代われるなら代わってあげたい」は心の底からあふれ出てきた母の本心だということ。

そして代わってあげられないなら代わりに何ができるかと一生懸命考えてくれたのでしょう。

私の見えないところで、たくさん涙を流していたかもしれませんが、母は私の前で気丈に振舞い、私が前向きに治療に取り組めるように励ましてくれました。

私の力ではなく、母の強い気持ちが、完治へと導いてくれたんだと思います。

一方、今の私ときたら、子どものちょっとした風邪や発熱でも慌てて情けない......。

母のように、どっしりとした強い母にならなければと強く思うようになりました。

「代われるなら代わってあげたい」。

一見気弱な言葉にも聞こえますが、愛情たっぷりの強い言葉。

私も子どもが不安になったときは、この言葉を思い出し、たっぷりの愛情を注いであげようと思います。

そして、母への感謝の気持ちを、自分の言葉できちんと伝え、自分の子どもにも、おばあちゃんがママにたっぷりの愛情を注いでくれたんだよ。

ママも同じ気持ちであなたたちのことを大切に思っているよと話したいと思います。

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