亡くなった甘えん坊の愛猫。そんな「寂しさと向き合う日々」に突如やってきたのは.../フニャコ

愛猫ぺーやんが亡くなって数ヶ月。残されたスミちゃん8歳(♀)と暮らすフニャコです。

前回の記事:「まだ火葬したくない」愛猫のやわらかな毛をなで続けた日/フニャコ

猫の寿命は人間より短いので、必ず見送る時は来るというのはもちろん分かっていますが、生前は「亡くなる」ということはどうしても考えられなくて、全く考えないようにしていました。

常に私の後を追い、抱っこの時には全力で身体を預けてきて、とにかくぺーやんは私にべったりの甘えん坊でした。

いつも側に居るのが当たり前だったぺーやんが居なくなった反動は想像以上に大きかったです。

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肉体は無くてもきっと側に居てくれているはずという気持ちと、すぐに現実が受け入れられない気持ちが両方あったのでしょう。

毎日、ぺーやんが生きていた時と同じようにお骨に話しかけていました。

ぺーやんが玄関への戸を開けるのでいつも置いていたつっぱり棒も必ず置いて。生活が変えられませんでした。

「ああしていれば、こうしていれば」という後悔とぺーやんがいない寂しさはどうしても無くならず...。

現在数ヶ月経っていますが、闘病中のことは思い出すとダメですね。ティッシュ大量消費です。

でも少しずつ、楽しかった出来事を思い出し、笑顔になることも増えてきました。

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スミちゃんと一緒に、ぺーやんの動画をテレビで観たりしています。スミちゃんもじっと観ているのですが、ぺーやんってわかっているのかな?

記憶というものは薄れてくるもので、はっきりと覚えているつもりでも写真や動画を見ると「ああ、こんなことしてた、こんな毛並みだった」など、細かな部分を鮮明に思い出せました。

結構写真や動画は撮ってきたけれど、いくら見ても足りないです。面白い姿や可愛い姿の時だけでなく、普段の何気ない姿をたくさん撮っていればよかったなと思います。

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ぺーやんが亡くなって1ヶ月程経った頃、娘の友達が子猫を保護したらしく、飼えないかと聞かれました。

申し訳ないけれどその当時はとても考えられず、お断りしました。結局その子猫は保護した子の家に迎えられたのでほっとしました。

その後も新しい子を迎えるという考えは全くありませんでした。

ぺーやんの思い出と、スミちゃんだけで十分です。ずっとそんな風に思っていたのですが、最近になって「もしも我が家で迎えなければ助からない子がいた時は迎えても良いかな」と、一瞬だけ思いました。

その数日後です。

友人の娘さんが通学路で捨て猫を見つけ、アヤメくん(仮)を我が家で保護することになったのは。

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スミちゃんとの相性によっては、里親さんを探そうと思っていますが、このままうちの子になるかもしれません。

まだまだぺーやんロスから回復しそうにはありませんが、ぺーやんが居たらきっとちびっこの相手をしてあげてるんだろうなと思います。

ぺーやんのことは今後も思い出さない日は無いと思いますが、明るく、前向きに進んで行かなくてはいけないなと思います。少しだけそう思えるようになってきました。そしてきっと見守ってくれていると信じています。

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フニャコ

娘が小学生に上がる頃に猫2匹を迎え、絵日記ブログにて猫と家族との日常を更新中

※毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

フニャコさんのブログ:おそらくその平凡こそ幸せ

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