超インドア派のアラフィフ主婦・中島めめさんが、ほぼ同い年の夫&ふたりの娘(2019年現在、中学1年生と小学4年生)との日常を描く人気連載。今回は「食器洗浄機の意外な故障の原因」です。
こんにちは。中島めめです。
今回は、長年使っていた食器洗浄機が突然動かなくなった時のお話です。
前回のエピソード:気付けば祖母と同い年。お墓参りで感じたこと
我が家のキッチンには昔義弟夫婦にいただいた食器洗浄機が置いてあります。
便利に使わせてもらっていて毎日本当に助かっています。
その食器洗浄機がある日突然動かなくなってしまいました。
食器を洗っている途中でいつもとは違うブザー音がして、あれっと思って見に行くと洗浄の途中で止まってしまっていたのです。電源が入っていない状態になっていました。
最初何が起こったのかわからず、何度か電源ボタンを押しても全く反応がなかったので、てっきり壊れてしまったのかと思いました。
使い始めてから10年以上経っているからもう寿命なのかな、壊れたからといってすぐ新しいのを買うのも大変だしこれからは食器は手洗いでやるしかないかなぁ~、とがっかりしてしまいました。
夫が帰宅したので食器洗浄機が壊れた事を報告して、夕飯の後片づけをしてお皿を洗っていると、夫が「ちょっと見てみる。」と言ったのでした。
私はもう電源すら入らないんだから見たってどうしようもないんじゃないかと思ったのですが、夫が「見てみる」と言ったのは食器洗浄機本体ではなく電源プラグでした。
うちの食器洗浄機は冷蔵庫の裏のコンセントに延長コードを使って電源プラグを差し込んで使っていたのですが、夫が冷蔵庫を動かしてコンセントの部分を見たところ、差し込み部分が黒っぽく焼け焦げた状態になっていました。
コンセントにホコリが溜まっていて、そのホコリに水分が吸収されて漏電が起き、ショートしてしまったようです。
これを「トラッキング現象」というそうですが、場合によってはコンセントが焦げるだけでは済まず発火して火災につながる事もあるので、もしそうなっていたらと思うと本当にヒヤッとしました。
普段家の中を掃除する時は、家具などのホコリをざっと落としてから掃除機をかけますが、家具やテレビや冷蔵庫の裏までは掃除機をかけていませんでした。
たまに気が向くとテレビや冷蔵庫を動かして掃除機をかけるのですが、自分では月に一度くらいはやっていたつもりでしたが、それならこんなにはならないだろうという程のホコリがたまっていました。実際はめったにやっていなかったのだと思います。
今回は電源プラグが少し焦げただけで済みましたが、危険が身に染みて分かったのでこれからは「気が向いたら」ではなくて毎月最初の週に冷蔵庫の裏、2週目にはテレビの裏、と決めて掃除をするのを習慣化しようと思いました。
冷蔵庫の裏の通気口にホコリが溜まっていると、空気が入らずにオーバーヒートしたり、冷蔵庫の中が冷えにくくなって電気代が上がる事もあるそうなので冷蔵庫を長く使っていくためにも掃除は大切だなと痛感しました。
てっきり壊れたとばかり思っていた食器洗浄機も、夫が新しい電源コードを繋げてくれたおかげで何事もなかったように力強く動き出しました。
ホコリが原因だったのに寿命だなんて思ってごめんね、と心の中で謝る私なのでした...。
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