家族なのになぜ!? 母の外出をなんとしても阻止しようとする父にアレコレ応戦

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:ジャスミン
性別:女
年齢:52
プロフィール:母の外出をなんとしても阻止しようとする父。そんな父へ私がとった対抗策とは......。

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私の父は70代後半。母の外出がどうも気に入らないみたいなのです。自分が一緒に出かけるならご機嫌なのですが、自分の行かないところに母が出かけるのは許せない様子。そして母が一緒に出かけるのが私たち娘であろうが、親戚であろうが、ご近所さんであろうがなんとしても邪魔します。地味にしつこくネチネチと。

例えばある時。父は老人会で日帰り旅行に行くとのことでしたので、母を外食に誘いました。父は「行ってこい」とか口では言いながらも、「冷蔵庫の大掃除」やら、「庭の草とり」など、とにかく時間がかかり母一人では絶対にこなせるわけがない用事をたくさん言いつけて出かけます。

若い時ならまだしも、年齢を重ねた母にはこなせるわけもなく、母は「外出できない」とがっかり。元気がなくなってしまいます。それこそが父の作戦で、「ここまでやれば出かけないだろう」という思惑が隠されているのです。ホントにひどいでしょ。
そんな無茶な言い分は無視すればいいのですが、それでは父はきっと大騒ぎして母を困らせます。でも、私はそんな理不尽は許しません。とはいえ、正面切って喧嘩したって父には何も通じませんし母が困るだけ。
ですので、ちょっとひねった形で問題を解決して、父に応えつつ母との外出を叶えることにしています。

例えば冷蔵庫の大掃除、これはしません。大量の食材を、父の好みに合わせて買い込んで実家の冷蔵庫にギューギューに詰めこんでおきます。こうすれば冷蔵庫の大掃除なんてできませんので、サクッと問題解決。これには父も納得せざるを得ませんし、何より美味しいもの食べたさで父からの文句は絶対に出ませんから。食べ物の力は偉大です。

庭の草取りは、抜くべき雑草に熱湯をかけて、はい、終了。こうすることで枯れるまでの時間を稼ぐのです。あとは暇な時間を見つけては、チョコチョコと枯れた草を抜けばOK。こうして、母との外出を叶えました。

あるいは別の日の出来事。この日の父はお友達と夕方からカラオケ大会。ならば母は我が家で夕飯を一緒に食べようと誘いましたが、これにも父の邪魔が入ります。なんと今度は、わざわざ家の鍵を置いて出かけるのです。「忘れただけじゃないの?」なんて思うかもしれませんが、そんなことは絶対にないのです。というのも、父は鍵をなくしてしまうので、その対策ということで父のバッグにキーチェーンをつけて外れないようにしていたのです。つまり、バッグからわざわざ外さない限り、自然と取れることはありません。それに、外した鍵は目につく場所に置いていくのです。母のベッドの真ん中あたりに。それを見ると、「カギはここにある。家で待ってろ」と言っているように感じ、ついムカついてしまいます。でも、私はそれしきではへこたれません。

こうなると出かけることはできませんので、急遽予定そのものをチェンジ。私の家族ごと実家に行って、夕飯は持ちこめばOK。あとは楽しい時間を共に過ごすだけ。食事は「どこで食べるか?」よりも、「だれと食べるか」のほうが大切。楽しい食事の時間を過ごせれば、場所なんてどこだっていいのです。

これが私の父。いい年して、母を束縛したいのか、あるいはやきもち? 単なる嫌がらせ? といつも周囲を困惑させる行動ばかりします。しかもここ数年でいっそうひどくなっていますので、これからもうまく対処しなければと思っています。

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