「使えりゃいい」は極端な価値観?買い物の価値観の違い/中島めめ

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こんにちは、中島めめです。

今回は、私と家族の価値観の違いについてのお話です。

前回のエピソード:クローゼットの不要な服。売ったお金を有効活用!

今春長女が中学生になり、約束していたスマホを買うために携帯ショップに行きました。

いつも携帯ショップに行く時は親の用事に付き合わされるだけだったのが今回は自分のスマホが手に入るとあって長女はウキウキしています。店内に並ぶスマホをひとつひとつゆっくり眺めていました。

私は機種の事などよく分からないので夫と長女が話し合いながらスマホを見ていました。

しばらくして夫が私を呼ぶので行ってみると「今一番安い機種がこれとこれの二つだって。」と言いました。私は長女はなんて言っているの?と聞いてみました。すると「別の機種で気に入ったのがあるらしいよ。」と言うのです。

夫は長女の希望も伝えたけれど、私に気を使って安い機種の事も教えてくれたようでした。

私はもともと物に対するこだわりがあまりなく、洋服を買いに行っても「目立たない普通の服」ならなんでもいいといった感じです。

この文章を書いている今着ているTシャツも、20年以上着古したものですが、破れない限り部屋着としていつまでも着ている事でしょう。靴も穴があいたら買いに行くといった感じで、持っているカバンも母が買った雑誌の付録についていたもので、いくつかもらったので一生分はありそうです。

若い頃はもう少しましだったような気がしますが、年々身なりに無関心なのが加速しているようです。外出する時は誰に見られているか分からないので家族の為にも普通に見える格好をするよう気をつけてはいますが...。

スマホだって必要な機能がついていればデザインや色はなんでもいいし、車もちゃんと車検などでメンテナンスして乗れる限り今の車に乗り続けるつもりでいます。

家も、ずっとアパートに住んでいますが雨風がしのげてキッチンにお風呂、冷暖房がついていて不便がなければいい、家具も傾いていなければいいといった調子で、センスのいい人が見たら呆れるだろうな、という生活をしています。

夫はそんな私をよく知っているので長女のスマホを選ぶ時も、一番安いのは~と伝えてきたのだと思います。

そこで、私は夫と長女の二人の感覚で相談して決めて欲しいと伝えました。それが一番いいと思ったのです。

夫と長女の感覚の方がむしろ普通なのであって、「用が足せればなんでもいい」という極端な私の感覚に合わせていたら、言い方は大げさですが、何のために生きているのか分からないような生活になってしまいます。私は何も我慢してないので全然快適なのですが、人それぞれ価値観が違うので、私の極端な価値観に家族を巻き込んではいけないと思ったのでした。

もし家族が「とにかく一番高くて高級なものが欲しい!」という私と逆の極端な価値観を持っていたらまた話は別ですが、そんな事はないので私が口を挟まなくても大丈夫なのです。

結局長女は自分が気に入った機種を選び初めてのスマホに大喜びしていて、本当に良かったと思いました。

これからも私は私の道を行くけれど、別の道を楽しんで歩く家族と並んで進んで行けたらいいなと思っています。

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中島めめ

ライブドア公式ブロガー。家族との笑いの絶えない日常を描いたブログが月間200万PVと人気に。超インドア派で子どもの頃は「ハイジが来る前のアルムおんじ」のような人生を送るのだろうと想像していたが、実際はまったく違う日々を送る。
食品サンプルやドールハウスのミニチュア小物が大好き。

中島めめさんのブログ:たくあんムスメたち。


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