こんにちは!
夫と、大学生の息子と、高校生の娘の4人家族のあぽりです。
私には、要介護1で一人暮らししている母がいます。
その母のことを書いています。
前回は、歩行がうまくいかない母に、
父の形見の杖を勧めたところまで書きました。
前回の記事:「年寄りくさい!」杖を使いたがらない母に、父の形見の杖を渡してみると.../あぽり
杖って、あるのと無いのとでは全然違うみたいです。
元々足が悪いのでゆっくりではありますが、
支えなくても歩けるようになりました!
これは、使う前と比べると革命的な出来事でした!
でも、まだ歩行が不安定なのと
段差があると一人では難しかったので、
転倒でもして骨折されたら
病院に逆戻りになってしまいます。
(こういう方が多いのです)
だから「絶対に一人では出歩かないこと」
という条件を付けていました。
母のところに訪問した際に、
何度もインターホンを押しても出ないんです!
これは、あの、倒れているのを発見した時と同じ状況!
悪夢が蘇ります。
急いでリビングに行くも、
倒れている母を見つける...ことはなく、
誰もいませんでした。
他の部屋で倒れているかもしれない!
と思って、夫と手分けして探しました。
どこにもいないので、
もしかして!と思い、
鍵のかかっていたベランダの鍵を開け
ベランダを探していると
(ベランダ広いんです)
夫に
「いやいや、かーさん。
鍵がかかっていたんだから
そこにいるわけないよね(汗)」
と指摘され、
私がいかに動揺していたか
お分かりいただけるでしょうか(笑)
いくら、少しくらいなら歩けると言っても
限度があったので、
そんなに遠くへは行かないだろうと思い、
外にも探しに行きました。
母が行きそうな場所、
スーパーやらコンビニやら、
いつも通院している病院やら、
元気だった時の散歩コースやら、
近所中を探し回りました。
だけど、どこにもいない...。
外に行ったとしても
帰ってくるのも遅すぎる...。
闇雲に探してもどうにもならなくて、
その後は、母の家で待機していました。
どこかで倒れているんじゃないか、
そこが人目につかない所だったらどうしよう。
こういう時の為に、母のバッグには
私の連絡先が書かれたカードが入っているのですが、
それを見た病院や警察から電話が来るのではないかと
ひたすら待っていました。
実際にはもう少し穏やかに怒りました(笑)
だけど心配で心配で
胸が張り裂けそうで、
私の方が倒れてしまいそうでした...。
髪の毛を綺麗にしたくて、
美容院ならすぐそこだし、
私の手を煩わせないでも一人で行ける!
と思って行ったそうです。
美容院のスタッフは昔からの馴染みなので
母の身体の事も知っており、
とても優しく対応して下さったそうです。
美容院は盲点だった!
そこは探していませんでした。
(まさか行くと思ってないし)
勝手な行動を取る母への苛立ちと、
無事だった安堵感と、
美容院に一人で行けたんだなーという喜びと
複雑な思いが私を襲ってきました。
だけど、もうこんな思いはこりごりなので
勘弁してください!
出掛ける時は必ず私に伝えてから
行くこと!という新たな条件が加わりました。
だけど、まだまだハラハラする出来事が
何度もあるのです!
次回に続く
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