<この体験記を書いた人>
ペンネーム:濃姫
性別:女
年齢:43
プロフィール:夫と2人の子どもとの4人家族。義父母のお店を手伝いながら、義父母と半同居生活をしている主婦。
夫(47歳)は以前、他の女性と間違えて私にラブラブなLINEを2回送ってきたことがあります。
「飲み屋の女の子にふざけて送ったものだ」
言い訳をしていましたが、2回とも同じ名前だったので、私は夫の浮気を疑っています。
夫に対して恋愛感情はすでにないので、浮気が許せないとは強く思いませんし、離婚も考えてはいません。
しかし、私が1人で出かけるとネチネチ嫌味を言うのに、自分は自由気ままに出かけるのが癪に障ります。
それは、私達の住む東京がGo Toキャンペーンに参加できるようになった時のことです。
すぐに夫が「出張で来週の土曜日に京都に行くことになった」言い出しました。
「公共の乗り物はコロナが怖いからさぁ。家の車で行こうと思っているんだけど、車だと時間が読めないから、前泊しようかと思っている」
言っていることは分かるのですが、どうも釈然としません。
夫は営業マンなので、コロナ禍以前はたびたび出張がありましたが、紅葉シーズンに週末にかけて京都に出張なんて怪しいと感じました。
「私ならコロナが怖くて自分の車で行くなら、ホテルなんか泊まらないで、日帰りで帰ってくるけどね。コロナじゃなければ京都は今の時期、紅葉もきれいだろうから観光したいけど」
そうジャブをかましてみましたが、夫も反論を用意していたようです。
「ホテルはコロナ対策がしっかりしているから大丈夫。朝早くから運転して疲れた状態で仕事なんてできないし、仕事が終わってクタクタの状態で長距離運転して事故でも起こしたら大変だろ! こっちは遊びで行くわけじゃないんだから」
逆ギレしてごまかしていました。
営業マンの夫は口が立つので、私が発した一言が気にくわないと、機関銃のように反撃してくるのです。
この日も私は言い負かされて、悔しいのと同時に今まで以上にモヤモヤした気分に。
それから出張に行くまでの夫の行動を注意深く見ていると、車を念入りに洗車したり、出張のはずなのに秋物の普段着やスニーカーなどを買っていました。
出張当日は、朝早くから起きて身支度をし、すぐにでも出かける様子です。
「仕事は明日なんでしょ? 何もこんな早く出て行かなくても...。ホテルだってチェックインできないだろうし」
嫌味を言ってみましたが、心はすでに京都の夫に嫌味は伝わらず、ご機嫌で出発していきました。
そして日曜日...夫は「渋滞に巻き込まれた」と、日付も変わるぐらいの遅い時間に帰宅。
良心の呵責からか、お土産をたくさん買って帰ってきました。
私は浮気の証拠を掴んで夫をギャフンと言わせたいのですが、用心深い夫の証拠は見つけられず、ずっとモヤモヤしています。
関連の体験記:夫の裏切りにショック...8歳と6歳の娘が「夫の名刺入れ」から抜いて遊んでいたカードの正体は...
関連の体験記:すべての会話に「うるせー」「バカ」。結婚15年、仲が良かった主人が豹変した哀しい理由
関連の体験記:「あぶねーな!周りよく見ろよ!」公園で遊ぶ小学生に怒鳴った「若いお父さん」。それ、どうなの...⁉
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。