「とんでも夫」に尽くしてきた友人がついに離婚! 協力して奔走した私だったけど、驚きの結末が...⁉

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:みぃや
性別:女
年齢:47
プロフィール:23歳の時に結婚。4児の母。結婚生活10年で離婚。現在子供たちも手を離れ独身。R子とは仕事先で知り合いました。

「とんでも夫」に尽くしてきた友人がついに離婚! 協力して奔走した私だったけど、驚きの結末が...⁉ 12.jpg

友人R子(45歳)は離婚歴のある二児の母。

私の2つ下の彼女ですが、男女関係にルーズというか、恋愛依存症というか、とにかく常にだれかと付き合っているという状況がずっと続いていました。

あるときの女子会で、突然「うちの旦那が......」と話し出し結婚していたことが発覚。

しかしそれはとんでもない彼氏で、自分のシモの世話一つまともにできない人でした。

というのもある日、R子が半額になったカレーパンを買って、家に帰ったら食べようと楽しみにしていたところ、家に着いたら異臭が漂っていたそうです。

なんと...冗談のようですが、その旦那さんが酔っぱらって粗相(大きい方です...)していたのだとか。

その掃除していたら、買ってきたカレーパンなんて食べる気がなくなり、捨ててしまったと聞き、私はなにも言えませんでした。

その旦那さんは糖尿病で、状態が芳しくないため、透析を勧められていたにも関わらず、アルコール依存で毎日浴びるほど酒を飲んでいたそうです。

そしてだんだん自制が効かなくなり、R子に絡んでみたり、相変わらず粗相をしたりしていたそうです。

尽くすタイプのR子は、尽くして尽くして、尽くしまくっていました。

さらに私たちが集まっている時、旦那さんの母親からR子に電話が入ったこともありました。

内容は「今、話さなきゃいけないとの?」という内容ばかりで、近況報告をさせたり、こうしてあげて、ああしてあげてとうるさく注文されたり...。

旦那さんが、マザコンなのか、母親が子離れしていないのか...。

いきなり結婚したことにも驚きましたが、そんな彼なのか...と、もう1人の友達S子と呆れてしまいました。

R子にそんな彼氏のどこがいいの? と聞いても、答えは「でも好きなんだ」。

この言葉に、これはもう恋愛依存の末期症状だなと、放っておくしかありませんでした。

ところがある時、事態は思わぬ方向へ。

なんとそんなに尽くしてきたR子が、付き合いきれないから離婚すると言いだしたのです。

喧嘩をして、今家を出ているというR子に会いに行きました。

しかし話をしている最中、またあの母親から電話が来て、息子をダメにしたのはあんたのせいだ、責任を取りなさいなどと言われ、私たちにも聞こえるような大きな声で怒鳴り散らされていました。

私は、R子のスマホをスピーカーにさせ、どれだけひどいことを言っているか、録音をしました。

まあ、その言っていることが意味不明でハチャメチャなこと。

あんたがちゃんと食べさせていればあの子は病気にはならなかったとか、家を出るといっても行くところなんかないのだから、戻ってきて看病しろだとか、とにかくあちらに都合のいいことばかり。

嫁に来たR子を、まるで介護の専門職として受け入れたような言い草に、ぽかんとしてしまいました。

家を出るときに、思いっきり腕をつかまれて振り回されたと、普段からDVもあったのではないかと思わせる発言を聞いて、別れるなら協力するよ、と私は奔走しました。

あちこちつてをたどって、シェルターまで探しました。

そして弁護士まで立てて、やっと無事「離婚」に至ったのです。

ですが、ですが...なんと、1年も経たずに復縁!

籍こそ入れてはいませんが、ラブラブな状態になっているんです。

いい年をして周りまで巻き込んで離婚したのに、何をしているのか! 本当に呆れています。

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