<この体験記を書いた人>
ペンネーム:ミリー
性別:女
年齢:47
プロフィール:糖と脂が好きすぎて体重増加中。ダイエットのため、美味しい野菜料理を研究しています。
75歳の義父は小さな会社(便利屋さん)を経営しています。
義母とは20年ほど前に別れ、今は65歳の彼女Fさんと同棲して4年目。
Fさんは義父の会社で事務と経理をしているという名目ですが、実際には仕事はせず、ジムに行ったり買い物をしたりと一日中好きなことをしています。
義父は息子である我が家の夫(50歳)に対してはケチで何も買ってくれないのですが、Fさんの子どもや孫にはとにかく甘く、しょっちゅう散財しています。
最近びっくりしたのはFさんの息子Tくん(29歳)に新車で高級車を買ったこと。
Tくんが乗っていた車(中古で7〜8年前に買った軽自動車)が車検に引っかかったらしく、それを聞いた義父が「買い換えるならお金を出してやるぞ」と言ったというのです。
うちの夫には新車はおろか中古車でさえも一度も買ってくれたことなどないのに...。
Fさんの孫にも激甘で、Tくん夫婦の長男(3歳)と長女(1歳)には毎年5万円ずつのお年玉とお誕生日祝いをあげています。
そのほかベビーカーやチャイルドシートなどの育児用品からおもちゃ、自転車などまで全て義父が資金を出していました。
そしてさらに驚愕したのが、Tくん夫婦が建築中の注文住宅の頭金500万円も出してあげたというのです。
Fさんにもかなり甘く、毎月お小遣いと称して10万円を渡しているようです。
そのお金は食費などの生活費とは別なので、Fさんの趣味のグッズ(フィギュアスケート観戦やアイドルの追っかけ)やお取り寄せ通販、ブランドバッグなどに費やされています。
Fさんから自慢げに、こうしてもらったああしてもらったという話をよく聞くのですが、夫に言っても「へー」の一言で終わります。
義父の生活にあまり興味がないようで、「うちには何も買ってくれないのにねー」と嫌味っぽく言ってみても無反応です。
夫は幼少期から甘え下手で、親との関係性は悪くないものの、一緒にいてもずっと沈黙で会話がありません。
夫は自分から何かを買って欲しいとお願いすることもなかったようで、義父にもあまり懐いていなかったようです。
物欲がないので羨ましいという気持ちもなく、現在は義父の生活そのものに関心がないようです。
義父はFさんにベタ惚れで、嫌われるのが怖いのか甘え上手なFさんにうまく操られているような感じもします。
一応事業はそこそこうまくいっているようですが、まだ返していない借金(事業拡大のために過去に借り入れたお金)もありますし、なんだか先行きが心配です。
Fさんの意向なのか籍は入れない方針のようですし、これから義父の介護問題や何かあったときにFさんは面倒を見てくれるのだろうか?
将来に不安を感じています。
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