<この体験記を書いた人>
ペンネーム:Nagisa
性別:女
年齢:49
プロフィール:昨年人生初の婚活に挑み、電撃結婚して周囲をあっと驚かせました。元バリキャリ、現在主婦2年目です!
独身で子供がいないキャリアウーマンの叔母(72歳)は、姪である私を小さな頃からとても可愛がってくれました。
私は20年以上海外にいたのでずっと会っていませんでしたが、5年くらい前、帰国した時に久しぶりに会いに行ったら、、いわゆる"ネトウヨ"になっていました。
ネトウヨとは「ネット右翼」という意味で、インターネットで右翼寄りの考え方に基づく主張をする人達のことを指しているそうです。
自分が信じていることを、私を含める親戚達にも信じさせようとするので、叔母が私の実家に遊びに来ると、次々にネット動画を「見なさい」と勧めてくるのだそうです。
私が叔母を訪問しても同じです。
叔母はもともと勝気な割にはネガティブな面もある性格なので、悪口や批判が辛辣すぎると耳を塞ぎたくなります。
叔母は自分の店を持っていますが、お客さんにも同じことをするので、たくさんの顧客を失ってしまったようです。
その過程で十分気づいていたでしょうに、何故やめなかったのか理解できません。
私が結婚し、遠方に引っ越したので叔母には会えなくなりましたが、それ以来、頻繁にメールのやり取りをしています。
今はコロナのこともあり、1人だから自分の安否を確認してほしいと言われています。
仕事ができるせいでしょう、若い頃から男性を一切必要とせず、1人でいることを好んで選んできた叔母ですが、やはり歳をとると不安なことも多い様子。
最初はよく電話もかけてきたのですが、例によって、あまり聞きたくない話を長々と続けるので、毎回ゆうに1時間は過ぎてしまいます。
ある日、本当に忙しい時に叔母の電話が続きました。
事情を説明し「用事はメールでお願いします」とメッセージを送ったところ、おかげで叔母からの電話はなくなりメールが主になりました。
それでも、あまりにも一方的な情報を送ってきたときには、自分の正直な意見を伝え、悲観的な見方をしないようにしています。
叔母に何かあれば可能な限り助けたいと思っていますし、私の愛が伝わっていることを願っています。
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