可愛い服、キラキラの首輪。「溺愛するオシャレわんこ」を連れて歩く「70代の両親の身なり」が切ないよ...

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:いぬ様
性別:女
年齢:50
プロフィール:専業主婦。両親は70代後半で飼い犬に夢中です。

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70代後半の私の両親は、古い一軒家にふたり暮らしをしていましたが、5年前から小型犬を飼い始めました。

飼い始めた時は、老夫婦に犬の世話ができるのかと心配しました。

案の定、生まれたばかりの子犬の世話は大変だったようで、家の中を暴れまわる犬に振り回され、父も母も疲れ果てていました。

私にも手伝って欲しいとよく連絡が来ました。

トイレの場所、エサの場所、寝る場所、待て、お座り、などの合図、そして噛み付かないようにさせること......。

色々しつけをして覚えさせるのは本当に根気のいる作業でした。

それでも半年もすると犬も賢くなり、ちゃんと言いつけを守ることができるようにり、生活も落ち着いてきました。

犬に振り回されることが少なくなると、両親の犬への愛情が一気に爆発! 

5年経った今も溺愛しており、『犬ファースト』の生活です。

毎日至れり尽くせりで、犬も自由気ままに過ごしています。

あまりに甘く接してきたせいで、せっかくしつけをしたのに残念ながらお利口とは言えない状態になってしまいました。

両親は高級な犬の服や首輪をオーダーして購入。

美容院にも頻繁に行きますし、犬用ケーキの購入や、写真撮影会への申し込み、犬用サプリを探したり、さらには「犬の肖像画」まで注文...と、とにかく活発に行動しています

ひっそりふたり暮らしをしていたころより表情も明るく、快活になったのは本当に嬉しいことなのですが...。

ちょっと困ったことも出てきました。

とにかく犬にお金を惜しみなく使うせいで、悲しいことに「両親の服装がみすぼらしい」のです。

私から見ても、もう何年も自分の服や靴を購入していないように思えます。

美容院代も、犬の方が高いらしいです。

犬につぎ込むお金を少しでいいから削って「自分たちの身だしなみを整えること」にも気を遣ってもらいたいのですが、両親は聞く耳をもってくれません。

両親と違い、犬の方はいつも可愛い服をきてキラキラの首輪を付けて散歩しているので、近所の人からもよく「可愛い」と褒められると嬉しそうに話しています。

両親はそれが自慢のようですが、私に言わせるとまるで「犬が家来を連れて歩いている」ような光景です。

家の中も両親のものよりも犬のベッドや毛布、おもちゃ、服用タンスなど犬グッズがあふれています。

毎日の散歩で体力はついてきたらしく、年齢の割には病気もせず元気ですし、我が子のように可愛がっている姿はほほえましくもあるのですが、少ない年金や貯金が空っぽにならないか心配しています。

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