「更年期障害」って呼び方やめません? もっと前向きな名前にしたいと思う55歳の私

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:Baltan
性別:女
年齢:55
プロフィール:海外在住の55歳バツイチの独り者。いろんな失敗を回収しつつ奮闘中です。

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女性の人生ステージはいろいろありますよね。

知識として分かっているけれど、なんとなく曖昧でネガティブなイメージがあるのが「更年期障害」。

生理が止まってホルモンバランスが崩れるせいで、いろいろな症状が出てきます。

そんな漠然とした情報しか持っていませんでしたが、「女」が終わってしまうような嫌なイメージを抱いているのは私だけではないと思います。

今、55歳になった私が感じていること、考えていることをお話しさせてください。

チャレンジはあれこれしましたが子供が授からなかったこともあり、自分の「女」の部分とうまく向き合えないまま、気持ちをこじらせた40代に入った頃の私。

このまま更年期に入ったらぐれてやる! くらい更年期を毛嫌いしてました。

病院で血液検査を受けてホルモンバランスをチェックして、「まだまだ更年期じゃないですよ」と医者に言ってもらえることが救いだった時期ですね。

母に更年期のことを聞いてみても、仕事と子育てが忙しくて気づかないうちに過ぎて行ったと言われ、それじゃ私が暇な生活していると嫌味を言われているようで、腹を立てたのを覚えています。

もしかしたらその症状自体がすでに更年期初期の印だったのかもしれません。

子どもがいなかったこともあり、仕事に没頭する私とのすれ違いで旦那と生活するのがつらくなり、あれこれあった挙句、離婚を決意したのが45歳の時。

その申し出をした時、旦那に言われた「君は更年期で気持ちが乱れているだけだよ」という言葉に、自分の中の何かが壊れた音がしました。

「更年期のせいだ」と言われたことが許せなくて、旦那が憎いのか更年期が憎いのかわかないほど混乱して、本来なら人生を修正するためにする離婚なのに、人生に対して自暴自棄になって飛び出してしまったのです。

1人になって、やりたい仕事を存分にできる環境になったにもかかわらず、強引に飛び出してきた罪悪感を感じていました。

体調も気分も優れず、うつ病になったのかと思うような日々。

そんな時、ふと立ち寄った漢方薬の店で、無料の健康診断の張り紙を見かけました。

そして何の気なしに受けたのは、そのお店専属の鍼灸医による脈の診断でした。

年配の女医さんが私の手首にそっと指をあててくれた瞬間、それだけで涙が流れて来てしまいました。

そして、彼女が優しい声で「ああ、これはつらいね、更年期障害ね」と言ってくれた時、こらえられず嗚咽して、「助けてください!」とすがっている私がいました。

この時初めて、「更年期障害」とまともに向き合えたんです。

もっと早く前向きな形で更年期を迎え入れていたなら、もっと楽にこのステージに立てていたんじゃないかと後になってしみじみ...。

でも、素直に受け入れるには、この症状の名前がネガティブすぎると思いませんか?

生理があるだけでもずうっと毎月大変な思いをしてきているのに、それが終わっても苦しいなんて。

でも、生理痛に効く薬があるように、更年期障害にも薬や治療方法があること(特にメンタル面で)を、もっと知ってほしいです。

しかもそれを早くから着手した方がいいことをもっと広めるためには、この時期を恐怖と感じる名称でなく、もっと優しいものであって欲しいと思うのです。

皆さんなら、どんな呼び方がいいと思いますか?

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健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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コメント一覧

更年期障害は女性特有のものでもないし、生理も更年期障害がおきやすい年齢はまだあるのが普通だと思うけど。四十代で生理がなくなったらそれこそホルモン剤のお世話になりますよね。 更年期に色々起こる不調?の総称だし、呼び方を変えてもそんなに変わりはなさそう。 精神分裂症が変わったことは少し良かった気もするけど。しょうがいしゃ、の表記も変わったけど、その考え方はあんまり賛成できない。投稿者さんの考え方はその表記の変更に近いのかな。
更年期と生理痛の辛さと一緒にしないでほしい 生理は月の内の一時的なもの 更年期に何年も悩まされている人はいます 薬や治療法があっても効かない人もいます 更年期を怖がってる割には簡単に考えてないですか? 呼び方を変えたところで先に何がありますか? 更年期で苦しんでいる人が急に楽になるのですか?
匿名さんから匿名さんへの返信 | 2021.01.15
更年期障害がほぼ無い方もいます。生理痛が酷くて薬も効かない方もいます。どちらにも苦しむ方も、どちらも運良く軽かった方もいます。実話です。生理痛より更年期障害がずっと辛いと思い込んでいるあなたが無知だと思います。呼び方うんぬんより、まず症状の重さが人それぞれだと理解してもらうほうが重要かもしれませんね。
矛盾していませんか? 更年期障害から目を背けて逃げていたのに結局更年期障害と診断?されて病気だったんだと安心したのですよね。旦那の言葉はきかなかったのに初見の鍼灸医の言うことは信じるのも危険。 更年期障害についてひろく知ってもらって早くに対応をと呼びかけたいなら危機感のない名称にするより怖い呼び方のほうがいいのでは?

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