<この体験記を書いた人>
ペンネーム:とらとら
性別:女
年齢:53
プロフィール:アラフィフ兼業主婦。歯医者さんは苦手ですが、自分のためと思い定期的に通っています。
今年54歳になる兼業主婦です。
恥ずかしながら、私の歯は50代にしてすでに総インプラントです。
実は40代後半ごろ、急に歯ぐきから血が出始め、奥歯がぐらついてきた時期がありました。
慌てて歯医者に行くと、すでに歯周病がかなり進んでおり、ぐらついた歯はもう抜かざるを得ない状況とのこと。
そしてそれが1本2本ではなく全体的に症状が出てしまっており、歯医者さんの勧めもあり、私は総インプラントにすることを決心しました。
もとから私の左奥の歯は、臼歯が1本残っていました。
「大人乳歯」と呼ばれるものらしく、永久歯がなんらかの理由で生えて来ず、乳歯が残っている状態で、最近はそういう方が増えているそうです。
私もレントゲンを撮ってもらうと、歯茎の奥の方に永久歯があるらしいのですが、残念ながらあるだけで生えてこなかったようで、歯医者さんも「もう生えてくることはないだろう」と言っていました。
せっかくあるのにもったいないなと思いもしましたが、生えてこなかったものは仕方がありません。
問題は、その臼歯を大切にできていなかったこと。
歯磨きなどはきちんとしていたのですが、いかんせん子どもの歯なので、脆くてひどい虫歯になっていたのです。
それでも40代まで抜けなかったのは奇跡だったといわれました。
歯医者さん曰く、乳歯は長くてもほとんど30代ぐらいで抜けてしまうのだが、そのせいで歯周病が進んでしまったのだろうということでした。
さらに私には親知らずが生えており、そこを放置しすぎて適切なケアができていなかったために、さらに歯周病の進行が早かったようです。
正直、インプラントは新車が買えるくらいの費用がかかりました。
歯医者さんに通った時間や手術のつらさなども半端なかったので、もう少し早く歯のケアに気が付いていたら、まだ私は自分の歯でリンゴなどをかじれていたんだろうなと思うことがあります。
歯医者さんのお話だと、親知らずは本当に必要ない歯らしく、あるだけで歯磨きもしにくく、私のように知らずに歯周病が進んでいくことが多いそうです。
早いうちに抜いてしまうのも良いらしいですし、定期的な口内ケアはいろいろな病気の予防にもなるそうです。
口内が正常に保たれていると、口から入ったウイルスが気管支などから体内に入ってしまうのを防いでくれるようです。
歯に異常を感じていなくても、定期的に歯医者さんに行って看てもらうことをお勧めします。
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