<この体験記を書いた人>
ペンネーム:ラズベリージャム
性別:女
年齢:52
プロフィール:愛ネコ2匹と暮らし日々癒されています。50代にして再就職! 人生これからのアラフィフです。
2021年11月の終わりのことでした。
いつもは朝目覚めるとすぐに起きないように心がけています。
自分に起きるよ、と声をかけ、手足を少し動かし、呼吸を整えてからゆっくりと起き上がります。
介護士時代の経験から学んだことです。
しかし、その日は少し寝坊してしまいました。
「しまった! 娘のお弁当を急いで作らなきゃ!」と焦ってしまい、うっかりすぐに起き上がってしまいました。
そのときです。
足が絡まり、手をつく暇もなくベッドから落ちて転倒してしまったのです。
ドスンという鈍い音がして、夫もびっくりして部屋に飛び込んできました。
近くにマッサージチェアがあったため、そこに覆いかぶさるように転倒。
マッサージチェアが倒れかけましたが、戸棚に突っ込まずにすみました。
でも、冷や汗が体からどっと...大けがをしていたら大変です。
介護士時代から高齢になると転倒しやすくなることを学んできたのに、50代で転倒してしまうなんて...。
自分が高齢になってきたことを改めて実感しました。
転倒はこんなに怖いことなのか、と痛感。
まだまだ若いと思っていたのに、身体と脳は確実に衰えていると分かるとショックです。
その日以来「今、自分が何をしようとしているのか」を考えてから行動しています。
例えば「今から振り向く」「食事をする」など、行動を思い描いてから動くようにしています。
体を動かす能力が衰えてきた今、頭で考えて命令を体に伝えることを真剣に意識するようになりました。
そう言えば、食事をする際、考えごとをしているとむせてしまうことがあります。
これも加齢からなのか、食道と気管を間違えてしまうみたいです。
若さで乗り切れていたことって本当にたくさんあるんだなと感じています。
でも、50代で転倒を経験したので、今から対策できるとポジティブにも捉えています。
高齢になって転倒をしてしまうと取り返しがつかないので、日々歩くことや脳の活性化に力をいれていこう! と誓った出来事でした。
まだまだ元気で過ごしていけるように日々鍛えていきたいと思います。
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