「ん?なんか痛いな...」50歳を過ぎて現れた不調。形成外科と接骨院での「認めたくない診断結果」は⁉

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:リトルミー
性別:女
年齢:52
プロフィール:明日できることは今日しない、が座右の銘。

「ん?なんか痛いな...」50歳を過ぎて現れた不調。形成外科と接骨院での「認めたくない診断結果」は⁉ 46.jpg

50歳を超えた頃からいろいろなところが痛み始めました。

それも激痛というわけではなく、腕を上げた時に「ん? なんか痛い」、冷蔵庫の野菜室をのぞこうと腰をかがめたら「あれ、痛いな」。

または後ろを振り返る時半身をひねると「あっ、肩に違和感」といった感じです。

だから、すぐに忘れてしまうのですが、どうかした時に「あ、まただ」と思い出すので、自分で「思い出し痛み」と名付けたくらいです。

こうした痛みは、今まであまり経験したことのないもの。

日にちがたったから治るということもありませんでしたので、とうとう病院嫌いの私も、形成外科を受診することにしました。

何か大きい病気だったらどうしよう...

夫に付いてきてもらったらよかったかしら...

問診後、レントゲンを取り、結果を待つ間には、色々な不安が巡りました。

けれど、医師はそんな私にこう軽く告げました。

「どこも異常ないですよ」

「え、でも先生、だいぶん前から痛いんですよ。ずっと痛いわけではないですが、いろんなところが痛いんですよ」

そう訴える私に医師は微笑みながらこう言いました。

「まあ、強いて言えば運動不足による筋肉のこわばりでしょうかねえ」

そして小さく「50を過ぎるとこんなものですよ」とつぶやいたのです。

え! もしかして今、「私が年だから仕方ないですよ」って言われたの?

愕然としました。

何かの病気でなかったことに安堵するより、老化による痛みだと言われてしまったことのほうにショックを受けた自分にも驚いてしまいました。

その後事実を受け止められない私は接骨院にも行き、痛みを訴えたのですが、帰ってきた答えは...。

「あちらに設置してある器具で少し体を動かしてみましょうか」

言われた方向に目を移すと、そこには軽く80は過ぎているかと思しきおじいちゃんとおばあちゃんが、天井から下がる器具で腕を伸ばしたり縮めたりする光景がありました......。

「いえ、異常がないなら今日は結構です」

私は痛み止めの塗り薬だけもらって接骨院を後にしたのでした。

この2つの体験を夫に言っても「そんな年なんだろうねえ」とのんきに言われただけ。

それが悔しくて、ネットで検索して効果がある体操を試してみたり、早足でウォーキングしてみたり。

バランスボールも買ってテレビを見ながら座ってみたりしました。

どれも即効性があるものではないのはわかっているのですが、なかなか毎日続けるのは難しいのです。

やはり、ふと気づくと痛いな、運動しなきゃと思うのですが、激痛ではないので、切迫感がないんです。

そしてそのうち痛みに慣れてしまい、さらに時間が経つにつれ...痛いような痛くないような、よくわからない感じになってしまうのです。

これって、体が痛みに慣れてあまり感じなくなっている、ということ? 

そう思うとなおさら「これが年をとるということか〜」と半分あきらめがでてきます。

まだまだ抗いたい! と、たまにウォーキングしながら、悶々と考える日々は、まだ続きそうです。

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