<この体験記を書いた人>
ペンネーム:Nagisa
性別:女
年齢:49
プロフィール:昨年人生初の婚活に挑み、電撃結婚して周囲をあっと驚かせました。元バリキャリ、現在主婦2年目です!
昨年から次々に更年期障害と言われる症状に襲われ、突然のことに戸惑いながら病院に通い、一つずつ対処してきました。
まず、一昨年の冬から右の手首が痛み始めました。
その年の六月末に右手の腱鞘炎で手術をしたことが原因のようです。
次に、昨年の四月に生理が止まると、毎朝、両手の指がこわばるという現象が。
父方の親類が数人リウマチだったので、気になって何度か調べてもらいましたが、結局何の病気でもなく、更年期のせいでしょうと医者から言われました。
ネットや書籍で調べてみて、医者の言っていた「更年期」に起こることを初めて知りました。
閉経する頃になるとホルモンの変化でそのようなことが起こり得るのだと。
医者の治療法に従っているお陰で痛みは半減していますが、朝、起きると手がこわばる状態は毎日続いています。
さて、今年の夏が終わる頃、ある日の早朝に突然下腹部に激痛が走りました。
吐き気がするほど痛いので、いつも生理痛の時に飲んでいた痛み止めを飲みました。
すると、すぐに痛みから解放されました。
その薬は生理痛だけでなく、それ以外の腹痛にもよく効くものだと医者から聞いていたので、朝の激痛が生理に関係するものなのかどうかは不明でした。
しかし、それ以来、毎日軽い吐き気を感じるので、何かバイ菌でも入ったのではないかと不安になりました。
一カ月半くらい我慢しましたが一向に治らないので、とうとう行きつけの医者に相談したのです。
胃カメラまで飲んで検査しましたが、病気ではなく、結局また更年期障害らしいのです。
さらに、同時に新しい症状を見つけてしまいました。
吐き気の件で二度病院に行き、何度も血圧を測ったのですが、見たこともない高い数字が出たのです。
子供の頃から起きるのが苦手で、それは低血圧のせいじゃないかと思うほど、つい最近までずっと血圧が低かったのにです。
血圧計がおかしいのか、または自分のやり方が悪いのかもしれません。
違う機械を使ったりして何度か測り直しましたが、ほとんど数値は変わりません。
どうやらこれも更年期のせいでしょうと医者から言われました。
「この人はもう更年期に突入しているから、体の不調は仕方ない」
医師はそう思っているのでしょう。
真面目に丁寧に診てくれるのですが、詳しい症状はあまり説明してくれません。
この治療は無駄な抵抗なのでしょうか?
諦めず、自分で図書館に行き、更年期、高血圧の原因と対策を調べてみたところ、症状が出るのは運動不足や食事に原因があるようです。
そこで、コロナで遠のいていたジムに再度通い始め、毎日の運動をやっと再開しました。
もう一つ思い当たるのが塩分の取り過ぎです。
昨年の夏に結婚したばかりでなのですが、長いこと独り者だった夫(51)は、誰にも注意されることなく大量の塩分を摂ることが習慣になっていたのです。
式の直前に実家に挨拶を来てくれた時、彼が醤油をかけ過ぎていたので「塩分には気をつけてあげて」と母がこっそり教えてくれました。
後からその話をすると、人の家なので少なめにかけていたつもりだと夫が言うので、これはちょっと大変かもしれないと覚悟しました。
実際、私の料理の味付けでは塩分が足りないとしばしば訴えてきます。
そのため、塩や醤油をつい使い過ぎることが度々あったのです。
自分の高血圧はそれも原因かもしれないと思いました。
そして同じ食事を摂っている夫の健康も心配です。
最近は理由を説明し、薄味を強行したところ、幸い夫も受け入れてくれました。
今後、血圧がどう変化するのか様子を見ているところです。
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