<この体験記を書いた人>
ペンネーム:つよぽん
性別:女
年齢:38
プロフィール:2児のアラフォーママです。結婚を機に夫の両親と同居。義母行き過ぎた倹約家ぶりに驚かされています。
結婚を機に夫の両親と同居しています。
現在義母は62歳、義父68歳です。
同居を始めてから早10年が経過し、お互いのことを知りすぎるほどの関係になりました。
特によく干渉してくるのは義母なのですが、その義母のマナーに関して気になる部分があります。
義母は根っからの倹約家です。
孫にお菓子をおねだりされても、買うことはまずありません。
お金は必要なときにしか使わないのです。
また洗濯機や電子レンジなどを、何十年も使い続けるほど物も大事にするタイプ。
つい新しい物を買ってしまう私とは真逆であるため、感心する部分もあります。
ただ、いくら倹約家でもちょっとやりすぎなのでは?と義母の行動にあきれることもあるのです。
過去にコンビニのオープン記念として、新聞の折り込みチラシを持ってくとマヨネーズがもらえるというイベントが開催されました。
義母がそのチラシを手にしたとき、目の色が変わり「無料!?」と飛びついていたのが印象的でした。
イベント内容はチラシ1枚につき1本のマヨネーズがもらえるとのこと。またお一人様1本までと記載がありました。
そこで義母が仰天行動を起こすのでした。
なんと義母は職場の同僚や友人から、チラシを集めのです! 2、3枚どころではありません。
合計すると40枚以上あったと思います。
そんなに集めてどうするの!?と義母に言いたかったです。
いくら無料とは言え、マナーというものがあるのではないでしょうか......。
自分の親であれば言いやすいのですが、義母なので言いにくいところ。
義母はチラシを持ち、車で出動しました。同じコンビニで複数のマヨネーズはもらえないため、最寄だけではなく遠方のコンビニまで出かけたのです。
一日で持ち帰ったマヨネーズの数は10本。
さらに別日に変装して、同じコンビニへマヨネーズをもらいに行っていました。
義母の行き過ぎた行動には、ため息が出るばかりです......。
気づけば、わが家のキッチンストッカーはマヨネーズでいっぱいでした。
集めたチラシはすべてマヨネーズと交換し終え、達成感に満ちあふれた義母。
「金額にすると4千円近く得した~!」と満足気に話す義母を見て、こうした行動はマネしたくないと強く感じました。
マヨネーズを複数本分けてもらい私も助かったのですが、やはり義母の行動は完全なるマナー違反だと思うのです。
直接義母に言いづらかったので、夫を通じて伝えてもらいました。それでも義母に反省の色はなかった様子です。あきれるほかありません。
そして、マヨネーズをもらってから数カ月。
ふとパッケージを見ると賞味期限間近になっていることに気づきました。大量に調味料を作るなどして消費しない限り、短期間で使い切るのは困難です。
まだ10本以上もあるマヨネーズ。
せっかく無料でたくさんもらっても、ムダになるのは避けたいところです。
そこで結局は友人や近所の人たちにマヨネーズを配り、賞味期限内に使ってもらいました。なにごともほどほどが一番だと痛感しています。
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