ビンボーひとり親家庭の救世主「モヤシ」七変化!?食べ盛りの胃袋を満たす

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ペンネーム:モヤシ
性別:女
年齢:54
プロフィール:我が家は母子家庭で、交際中の彼は父子家庭。高校生から大学生の子供たちは合わせて3人。家計のやりくりが大変です。

※ 毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

◇◇◇

毎年必ず遭遇する野菜の価格高騰。限られた食費で生活しなければならないので、野菜が10円でも値上げすれば食事のメニューを考え直さなければなりません。なので、野菜の価格が2倍・3倍と高くなれば、我が家では使いたかった野菜を諦めて他の野菜にかえていくのです。

特に多いのがみそ汁やカレーなどのスープ類。その時々で比較的安い野菜を使うようになるのですが、ほとんどの野菜が値上がりしているということもよくあります。そんな時は、室内栽培で価格変動がないモヤシを中心に食事のメニューを考えていくので、我が家の食卓がモヤシだらけになっていきます。

私の家は母子家庭で18歳の娘と2人暮らしですが、私が交際中の彼と彼の子供たちと一緒に食事をすることが多く、計5人での食事になります。彼も父子家庭なのであまりお金を遣うことができません。みんなで食事をするからといって、カッコつけて高い野菜を使うわけにはいかないのです。

みんなが一番喜ぶおかずは、大量のモヤシと豚肉スライスを交互に重ねて蒸し焼きにしたもの。これをポン酢につけて食べます。モヤシもいい味を出しているのでお肉と一緒に食べると美味しくて、お肉だけ無くなってモヤシが残るという事はありません。

「野菜がまた高くなったね」と私が言うと、子供たちが「モヤシ肉が食べたい」とリクエストをしてきます。モヤシ肉というのは、特にこの料理に名前を付けていないため、子供たちがそう呼ぶようになった料理名です。食卓はモヤシ肉とモヤシの味噌汁、モヤシのナムルでモヤシだらけになり、安いスーパーで買ってきた1丁19~29円の豆腐を冷やっこにして少しだけモヤシ感を緩和します。

モヤシ肉の日はみんな喜んで食べるのですが、それも毎日続けると飽きてしまうもの。竹輪を磯部揚げにしたり、安い魚を焼き魚にしてみたり、メインのおかずは変えてみても、モヤシと豆苗のサラダやモヤシのスープ、モヤシの和え物がたくさん並びます。

そんな食卓を見て、子供たちは「またモヤシ?」と文句を言いながら、渋々食べてくれます。一番文句が多かったのがカレーライス。お肉とモヤシのみじん切りしか入っていないのですから。「じゃがいも入ってないの」「モヤシ飽きた」と子供たちは文句ばかり。

そしてこれには彼も「玉ねぎが欲しい」と一言。そんな文句の嵐に対して、私が「恨むんなら貧乏を恨みなさい」と言い返すと、彼が「俺が悪いのかよ」と言い、子供たちの標的が彼に移ってしまいました。

特に彼の2人目の娘さんは体育会系なので、女の子であっても食欲が物凄いのです。1回の食事で私の3倍は食べる上に、食後2時間もすれば「お腹すいた」と言い出します。そんな彼女には、作り置きできるカレーが最適。文句を言いながらもこのモヤシカレーを食べ続けています。

「空腹は最高の調味料」と言いますが、子供たちも彼も、お腹が空いたら何でも食べてくれるようです。この先、子供たちが自立して学費が必用無くなれば、そんな思いをさせることも無くなるのでしょうけれど、もう少しの辛抱。モヤシのレパートリーを増やしながら、もうしばらく家計にやさしい食生活を続けていこうと思います。

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