<この体験記を書いた人>
ペンネーム:tatayayu
性別:男
年齢:43
プロフィール:ピアノ演奏・スポーツジム・プログラム入力・英会話・オンラインゲーム等、様々な趣味に生きる中年です。
最近、会社の同僚と休憩中に話している際に音楽の話になったのですが、バイオリンを弾ける女性とドラムを叩ける男性がいる事が判明。
今度、何か一緒に演奏してみようという話で盛り上がりました。
その瞬間、10年ほど前(私が33歳位の頃)に、音楽教室へ通っていた時の事を思い出しました。
実は私は5歳から15歳位の頃までピアノを習っていました。
最初の頃は正直嫌で仕方なかったことも覚えています。
しかし、中学生になった頃に、男でピアノを弾けるというのはかなり珍しいという事に気付き、一気にピアノが好きになりました。
単純な子供だったのですね、恥ずかしいです。
高校生になった頃には部活等で忙しくなりまして、スクールに通う時間がなくなってしまいました。
しかし、その後も家にピアノがあったので暇さえあれば練習をしていて、一人暮らしを始めてからも電子ピアノを購入して続けていました。
そして、33歳になった頃に、もう一度ピアノを習いたいと考え通い始めたのですが、教室はまだ新しく通っている生徒が少なかったので、最初はピアノの個人レッスンを選択しました。
ですが、先生と話しているうちに、ビッグバンドのレッスンがあるというお話を聞きました。
凄く興味がわいてしまい、思い切ってビッグバンドクラスに変更してもらいました。
他の楽器とセッションする経験があまりなかったので、少し緊張しましたが、それ以上にワクワクしたのをよく覚えています。
ただ、まだ生徒が少なくドラム担当のAさん(男性35歳)とアルトサックス担当のBさん(女性、年齢は不明)と私の3人だけのクラスになってしまいました。
みんなで弾いた曲の中で、今でもよく覚えているのが、簡単なジャズの曲。
それぞれ個人練習をした後に、3人で合わせます。
ですが、たった3人でも合わせるのが中々難しいのです。
他の楽器のテンポに引っ張られてしまい、なぜか段々速くなっていき、曲が乱れてしまいます。
しかし何度も合わせて練習して、遂にしっかりと弾けた時は最高に気持ちが良い!
言葉で言い表せない程の充実感というか満足感というか、とにかく最高に楽しかったのです。
やはり音楽は素晴らしいと心から感じることができた瞬間でした。
それから仕事の関係もあり1年程で教室を辞めてしまいましたが、その3人で演奏したのは数曲だけでしたが、私にとって一生忘れられない思い出になりました。
もしも、趣味で楽器を練習しているレベルの方で、独奏ばかりしている方がいるならば、是非セッションする事をおすすめします。
私はいつか必ずもう一度ビッグバンドのレッスンを習いに行きたいですし、その時が今から楽しみでならないです!
関連の体験記:共働きの息子夫婦に頼まれ、2歳から預かった孫娘。彼女が「小学校で書いた作文」で嫁との関係が...
関連の体験記:「俺には、ばあばがいる!ばあばは俺の、永遠の...」53歳の私が感動した、小学校1年生の孫の言葉
関連の体験記:娘の学費のため...50代・シングルマザーの私がホームセンターで始めた「ハードな副業」奮闘記
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。