出会ったころは想像もできなかったよね。老眼、頻尿の50歳夫と「夫婦で老化に向き合う日々」

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:海苔巻ききんぱ
性別:女
年齢:52
プロフィール:夫より長生きする気満々の50代。

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夫は私より2歳年下で50歳です。

ここ数年じわじわと老化の波が押し寄せているように感じています。

まず、もともと目の良かった夫は老眼になるのが早かったです。

30代後半には「最近なんか本が読みにくい」と訴え、けれどすぐに老眼鏡をかけることはしませんでした。

老眼になっていることをすぐには認めたくなかったようです。

その頃は好きだった読書もあまりしていなかったように思います。

そしてしきりに私も見えにくいんじゃないか、周りの人はどうだ、とか聞いていました。

当時の私は「いえ、私は全然見えるよ」と冷たくあしらっていましたが。

外食でメニューを決めるのも難しいくらいに老眼が進んでからは、諦めて老眼鏡をかけました。

今では老眼鏡のコレクターになっています。

その後40代を迎えると夜中にトイレで起きることが増えてきました。

初めは週に数回だったのが、今では起きなかった日のほうが少なくなり、2回以上起きることも増え始めました。

そのため、私も眠りを妨げられて、寝室を別にしたこともあります。

今考えてみると、そういった老化の始まりは夫にとっても戸惑うことばかりだったようです。

抗いたい気持ちからかイライラしていて、些細なことでケンカになることが多かった気がします。

私としても、「えっ、まだこんな歳なのにおじいちゃんみたい」と思うことが増え、「もうちょっと頑張ってよ」とけしかけていたように思います。

そして50代。

まだ老人というには早いのですが、私も夫も老化を受け止め始めるようになりました。

まだまだ「若輩(?)老人」なので、色々と慣れないことばかりです。

仕方ないのだと開き直りつつ、夫のことを私より2歳年下のくせにと責めるのではなく、一緒に歳を経ることを楽しもうと思っています。

常用薬ができたこと。

牛乳やパックのジュースを注ぐ時、必ず少しこぼすこと。

休日お昼ご飯を食べた後、血糖値が上がるのか居眠りをすること。

スマホで文字を打つのに時間がかかること。

老眼鏡をかけているのに老眼鏡を探すこと。

なんども同じ話をすること、それを指摘すると怒ること。

......こうした日常に、10年前20年前とは違うんだな、と感じます。

ふたりが出会った頃、そして結婚した頃に、こんなふうに歳をとっていくことは全く想像していなかったな、と。

でも、それも含めて夫婦の人生なのかなと思うようになりました。

どちらが先に逝くか残るか、それも今は想像できません。

しかしより良い関係性を持って、お互いを尊重し、認め合いながら暮らしていこうと思っています。

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