＜この体験記を書いた人＞
ペンネーム：向日葵
性別：女
年齢：52
プロフィール：脳梗塞の夫と二人の子供と暮らす、働くお母さんです。
最近、寝起きの口の中の粘つきが気になってはいました。
でも、毎食後の歯磨きは欠かしたことはないし、寝る前は特に丁寧に歯磨きをしていました。
数年前に治療済みだった奥歯が根元からボキリと折れてしまい、治療もできないとのことで最終的に抜歯することに。
まだ40代だったというのに、部分入れ歯デビューをしてしまったという、ショッキングな出来事がありました。
そのため、歯みがきには細心の注意を払っていたつもりでした。
そんなある日のこと、たまたま次女（20歳）と近距離で長時間おしゃべりをする機会があったのですが、その時のことです。
「お母さん、歯磨きした？ なんか口臭いよ？」
そう言われて愕然としました。
朝晩はもちろんのこと、昼食や間食の跡の歯磨きもしています。
「あんなに歯みがきに気を使っていたのに、口が臭い？」
もうショックで手が震えました。
自分で手のひらに息を吹きかけてニオイを嗅いでみても、万年アレルギー性鼻炎の私には、どんなふうに臭うのかいまいちよくわかりません。
改めて鏡で口の中をチェックしてみると、歯茎が痩せて大分下がってきているのが目立ちました。
「もしかして歯周病？」
「部分入れ歯が汚れている？」
いろいろな可能性を考えた末、基本の歯磨きの方法を見直すことにしました。
以前歯医者にかかったときに、歯ブラシの他に歯間ブラシの使用を勧められたのですが、たまたま購入した歯間ブラシのサイズが大きすぎて使わないままになっていました。
以前はなんとなく見当でSサイズを購入して大きかったので、薬局に行き、いちばん細いSSSサイズを見つけて早速購入。
歯ブラシ自体も古くなって毛先が開き気味だったので新しく購入。
歯の1本1本がきちんと磨けるように、コンパクトサイズのものをチョイス。
ついでに、歯周病予防用の液体歯みがきも選んでみました。
「あと必要なのは、何だろう？」
歯ブラシコーナーを物色していると、あまりに種類がありすぎて、迷うばかり。
最終的に、舌磨き用のブラシとマウスウォッシュを追加しました。
これで色々ためしてみて、いちばん自分に合った方法を見つけよう。
さっそく夕食後に、口臭撃退歯みがきチャレンジ。
おニューのコンパクト歯ブラシに、歯周病予防用の液体歯みがきをつけて、歯の根元に歯ブラシをを当てて小刻みにやさしくブラッシング。
1本1本、丁寧に磨いていきます。
次に、軽く口をすすいで、歯間ブラシで、歯の隙間をこれまたていねいにブラッシング。
というより、歯の隙間に歯間ブラシを差し込んで、前後に動かし、隙間の食べかすを落とします。
これも、1本1本丁寧に。
次に舌磨きで優しく舌を撫でるように拭ってからよく口をすすいで、最後にマウスウオッシュでブクブクうがい。
ここまでやって、ざっと7分。
いつもは、歯ブラシでの歯みがきのみで3分ほどです。
倍以上の時間をかけてオーラルケアをしたのですから、さすがに口の中はさっぱりと仕上がりました。
さっそく娘を呼んで、「口臭い？」と、息を吹きかけたところ「別に、臭くないんじゃない？」と、気の抜けるような返事が帰ってきました。
まあ、確かに今歯みがきしたばかりなので、臭いと言われたら立ち直れませんが......。
しばらくは、このプランでお口のケアをしてみようと思っています。
それにしても、女50代。
次から次へ、色々な悩みは尽きません。
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