家事に協力的だった夫が結婚20年で「口うるさい男」に変身! 面倒事を増やすなら何もしないで...

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:むらまゆ
性別:女
年齢:44
プロフィール:46歳の公務員の夫、17歳の子供がいます。結婚当初からゴミ出しと掃除はしてくれる協力的な夫だったのですが...。

家事に協力的だった夫が結婚20年で「口うるさい男」に変身! 面倒事を増やすなら何もしないで... 22.jpg

結婚して20年目。

私は4年前までフルタイムで働いていました。

働いている頃から夫は家事に協力的で、退職後もその姿勢は変わらず、すごく感謝しています。

しかし最近「わざとか!」と思うほど面倒ごとを増やすようになってしまったのです。

帰宅すると「ただいま」とキッチンへ行き、入ってすぐ「汚いんだけど!」という夫。

私が「どこが?」と聞くと「なんとなく!」。

まったく意味が分かりません。

結婚して20年でも分からないものは分かりません。

でも分からないと聞き返すと、さらに面倒臭くなります。

「なんで分からないの、なんとなく汚いんだけど」

だからその「なんとなく」の場所くらい言いなさいよ...堂々巡りでお互いモヤっとしたまま終わります。

こんなことが週に1回くらいのペースであるのです。

あと突然入る「片付けやる気スイッチ」。

夫の「片付けやる気スイッチ」は早朝、深夜問わず稼働し、私や息子の迷惑など関係なく始まります。

押入れの中の物をひっくり返したり、キッチンの食品類をひっくり返したり、始まったら大変です。

食糧庫をひっくり返した時は、「ちょっとこの商品賞味期限切れてる、もったいない、お金がもったいない」と説教が始まります。

その時言うだけなら、百歩譲ってありがたいとも思えますが、その文句がネチネチ長く1週間続くとうんざりです。

キレイに片付けてくれるのですが、どこに片付けたか覚えていないため、翌日になると次のような生産性のない会話をすることになります。

「ちょっとこれどこにしまった?」

「(今までの片付け場所を調べる)あれ? ない」

「なんでないの?」

「昨日片付けてくれたよね」

「片付けた場所くらい覚えてろよ!」

片付けたのはあなたでしょ! 本当にめちゃくちゃです。

片付けた本人が分からなければお手上げ、というのがここ最近多いのです。

結局わからないと再度買うことになって、節約どころではなくなります。

「だったら最初からあなたが片付ければよかったのでは」

そんな反論がきそうですが、私は私の使いやすいように片付けをしています。

独身時代はあまり片づけは得意ではありませんでしたが、今はわりとキレイに保っていると思うのです。

ただ夫がその場所を気に食わなくて、自己満足の「片付けやる気スイッチ」が入るからやっかいなのです。

押し入れ掃除の場合はさらに面倒です。

深夜2時に突然掃除がはじまり、押し入れの中身がすべてひっくり返っている状態で「もう眠いから寝るわ、あとはよろしく。朝までにきれいにしてね」と言って寝ます。

大変なのは私です。

その後明け方4時過ぎまで自分なりに片付けて寝ます。

そして翌日夫は押し入れを見て、私にケンカを売るような一言を言うのです。

「やっぱり君は片付け下手くそだね」

ただ私に嫌味を言いたかったのかと思うほどです。

ここ最近は夫の仕事が多忙で押し入れの片付けはほとんどありませんが、夫が押入れを開けるたびに(もしかして...)と緊張してしまいます。

夫には私の独身時代の片づけ下手を治してくれてすごく感謝しているのです。

ですが、今はもう少し自重してくれればいいのになと思うのです。

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