<この体験記を書いた人>
ペンネーム:梅の実
性別:女
年齢:49
プロフィール:オシャレをしていた20~30代の面影はどこへ。出かけない日は顔を洗うことも面倒になってきたアラフィフです。
2020年の2月、若い友人(38歳)の結婚祝いパーティに行くことになりました。
私ももうすぐ50歳、そういう席にお呼ばれする機会もほとんどない年頃なのですごく楽しみ!
パーティー会場は、私も気心がしれた美味しいこじんまりとしたレストランで、ドレスコードもなし。
ですが、久しぶりのお呼ばれだし、何よりおめでたいことなので、私もちゃんとおしゃれしてお祝いせねば! と、友人からハイヒールを借りました。
パーティーの前日、家の中で試し履きをしてみたのですが、25年近くハイヒールを全然履いていなかったし、あの頃から体重は激増していたので、なんとまあみっともない歩き方...!
最近のヒール靴の底面にはクッションがついていて、昔のそれよりとても履き心地はよいと思います。
しかし、久しぶりすぎる角度にふくらはぎと足首が緊張して足がすごく疲れそうだし、あまり歩き回れないなあ...。
ソファに座りこんでため息をついたその時、ハイヒールを履いていた20代前半の頃の私を思い出しました。
バブルが崩壊してもまだその残り香があった90年代...。
当時の私は事務職だったのにも関わらず毎日ハイヒール、というかあれはピンヒール、高さ9cmの細いピンヒールを履いて通勤時軽やかに走っていました。
いくら今より体重軽かったとはいえすごいなあ私。
というか、最近のとは違って靴底にクッションも入っていなかったし、ものすごい角度で足を支えていたんですよね。
ピンヒールで走れたその頃の私ですが、歩き方によくない癖があったのでよく足首をひねっていました。
9cmのピンヒールだとグキっとかなりひねるので、痛かった記憶があります。
それなのに足首にテーピングとか巻くこともなく、毎日履き続けていたんですよね。
なぜ毎日履いていたのか思い出せませんが、それがイケてたんでしょうか。
若かったんだなあ...と、しみじみしたところで現実に戻った私。
翌日のパーティーで履くハイヒールは、その頃の私からしてみたら平靴同然なのでしょうか。
ヒールの高さは7cmあるけれど、太さは1cm位はありましたし。
お行儀悪いですけど、室内でヒールを履いて少し歩く練習をしておきました。
そして翌日パーティーの日。
なんと、前日のハイヒール歩行練習だけでふくらはぎがパンパンになっているではありませんか!
ワンピースを着るのでシップも腫れないし、塗り薬もにおいでばれてしまいます。
とりあえずお風呂でゆっくり温まり、ふくらはぎをマッサージしました。
出かける準備をして、最寄り駅まで歩くのも練習だと思いモデル気分で歩いて行きました。
パーティーでは歩き回ることもなかったので、ヒール慣れしていない微妙な歩き方もたぶん周りにはばれなかったはず...! と信じています。
パーティー自体はとても楽しかったのですが、足はくたくた。
帰宅後再びお風呂へ直行して足をマッサージしたのでした。
いやー、本当に、若い頃の私すごかったんだなあ...。
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