お義母さん、聞こえてますか? それとも私、無視されてますか?

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:きたいしない
性別:女
年齢:44
プロフィール:義母と暮らして10年ちょっと。末っ子長男の嫁です。

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同居している義母とのお話です。義母は2歳差で4人の子どもを生み、私の主人は3人の姉がいる末っ子長男です。義母はこれまで4人の子どもたちを育ててきて、「私の仕事はもう終わった」「子育ては十分やった」「これからは、自分の子どもの面倒はもうみない」「私は私の人生を楽しむわ!」とよく言っていました。
そんな義母と生活を共にするようになって十数年。主人と私は3人の子どもに恵まれました。子どもが生まれる前は、お義母さんの話を何度も聞いていたので、お義母さんが言われるように、「十分やった」と思えるような子育てをしていきたいと思っていたのですが、義母との生活を長くしていると、モヤモヤした、心に引っ掛かることがよくあるのです。

たとえば、私は子どもたちと話をするとき「人と話すときは、返事をしなさい!」と、子どもに伝えています。子どもはいろいろなことに夢中になるので、集中していると返事をしないことが多いといいますが、それでも親として大切なことなので口をすっぱくして話しているのです。

しかし、義母は何年か前からまったく返事をしなくなってしまいました。以前、耳が遠くなって聞こえないことがあったときは、再度話しかければわかってもらえましたし、こちらも義母にもちゃんと聞こえるように気を配って話をするようになりました。ですが、この「返事をしなくなった」のは耳のせいではないようなのです。聞こえていないので返事をしないのではなく、聞こえていても返事をしなくなったのです。

食事のときに人の目をじーっと見つめて、話を聞いてくれているかと思ってお願いをしても、無言。その後、黙々と食べ始めます。困惑して「あの~、お義母さん?」と問いかけると、「あ~、●●ね。わかったわ。大丈夫、やっておくね」と、先ほどの話をちゃんと聞いていて、どうすればよいかちゃんとわかっているのです。

ニコニコしながら話を聞いてくれているとき、今度こそは一発で伝わるはず!と思って会話を続けていても、やはり無言。「お、お義母さん??」と問いかけると、「あ~、××ね。そうだよね~」と、しばらくの間があってからやっと会話が続きました。
あの~、やっぱり、聞こえてますよね。明らかに聞こえてますよね、内容を把握してますよね......。

本当に聞こえていないのか、返事をすることすらめんどくさいのか、嫁の私が気に入らなくて無視しているのか......。同居したての頃はそうではなかったのに、この義母の変化に戸惑っています。子どもにも示しがつかないし、なんだかとても悲しい日々です。

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