様々なトラブルが起こりやすい二世帯住宅では、"家族間のルール"が衝突しがち。一方の世帯は正しいと思っていても、もう一方の世帯では非常識だと感じているケースも多くあるようです。
バスタオルでお風呂場を拭き始めた姑さんに不満!
以前ネット上で、"掃除用の雑巾とバスタオルは一緒にして欲しくない"という話題に注目が集まりました。二世帯住宅に住んでいる女性は、「非常用の世帯間ドアから姑が入ってきて『お風呂掃除はこうするのよ!』と、風呂上りに体を拭いたバスタオルでお風呂場を全て拭き上げた」というエピソードを披露。
さらに女性は「お風呂の乾燥のために、水滴を取るのはわかる」と前置きした上で、「しかし、それがなぜさっき体を拭いたバスタオルなのか? 気持ち悪かった」と本心を明らかに。そして「掃除用の雑巾と、綺麗に体を洗った後に使うバスタオルは一緒にして欲しくない」「洗濯すれば綺麗になるとかそういう問題じゃない」と不満を語りました。
このエピソードにネット上からは、「うちも全く同じ経験ある! バスタオルを雑巾代わりにされるの嫌だったからキチンと言ったよ」「よっぽど汚いところ拭かれるのはNGだけど、鏡とかフタくらいだったらアリかな。でも掃除指導しにくるのはウザいね...」「各々のやり方があるんだから、やり方を押しつけられるのはなんだかなぁと思う」といった声が。
姑さんの掃除法は確かに合理的かもしれませんが、自分のルールを押しつけるのはNGのようですね。
勝手に家事をやる姑さんがイヤ!
"姑ルールの押しつけ"に困っているお嫁さんは多いようす。以前は「我が家の家事に姑が介入してくる」という話題にも注目が集まりました。悩みを寄せたお嫁さんは、月に2回ほど姑さんが押しかけてきて家事を勝手にやって帰るそう。
家事を代行してくれるのならありがたい話なのですが、女性は「勝手にやるのに全部キレ気味に『まったくもう~』って感じなのでうんざり」と不満を吐露。また「私は子どもの頃から自分で洗濯していたので、洗濯を人にされることにすごく抵抗があります」といった悩みも打ち明けました。
このお悩み相談にネット上からは、「うわぁそこまで...。私だったら鍵変えるわ」「絶対イヤだわ。私なら旦那に『もう来ないで』って言ってもらう」といった同情の声が寄せられています。
しかし一方で、「夫の祖母が話せる人だったので、姑のところへ突撃して『ちょっと〇子さん、廊下の床がザラザラよ。嫁イビリしている暇があったら掃除なさいな』ってやってもらったよ」「うちも同じようなことされて、義母に『自宅の掃除したらどうですか?』って思い切って言ったことある。そしたら『掃除しても古くて汚い家だから何も楽しくなくて...』って湿っぽいことを言い出したから、お互いに歩み寄れるポイントを話し合った」という実体験を明かす人もいました。
時代と共に家事のカタチは変わるもの。自分は正しいと思っていても、相手は不満を我慢しているかもしれませんよ。
文/藤江由美